エヴァ感想(ネタバレあり)その26
「落とし前をつけてくるよ」
初号機に乗り込む前にミサトさんにキッパリと言ったセリフです。
「いってらっしゃい」
「いってきます」
「Q」の冒頭からギスギスしていた二人の関係がここで初めて修復されます。
「落とし前をつける」
これって庵野監督がこの映画を通じて言いたかったことなんじゃないのかな
「さらばすべてのエヴァンゲリオン」っていうキャッチフレーズだって、すべてに落とし前をつけるからサヨナラできるわけだもんね
「すべてに落とし前をつける」
シンジ君はこれまで逃げていた父親と対決する決意をここで固めます。
みんな誰だって逃げてる事ってあると思うんだけど
どっかのタイミングで逃げないって覚悟を決める時期があるんだと思う
この映画ってある意味観てる人間に「オマエも逃げないで立ち向かったらどうだ?」という覚悟を促してるんじゃないのかな
さあ、俺は何を始めよう
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