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あとがき


 読んで下さった方、ありがとうございます。
 不快感を与えてしまっておりましたら、申し訳ございません。

 まず始めに、誤解がないように、この落書きは外出自粛に異議を唱えるものでは断じてないことを談じておきます。

 今、むやみに外出をすることは、自分も他人も社会全体も致命的な危険に晒しかねないことだと思います。
 同時に。
 誰もが次の瞬間には死ぬかもしれない命をもって、今しかないこの瞬間瞬間を生きているということも確かだと思います。
 どちらかをバッサリ切り捨てて目をそらすことは楽でしょうし、それも一つの選択なんだとは思います。それでもーー、
 往往の物事は「程度問題」であり「取捨選択」であり「常に絶対的なものはない」と、私は常常思っています。だからーー、
 私は、どちらの現実も大切にして生きて欲しいなという傲慢で身勝手な願いをもって、今このタイミングで観測したこの物語を、こうして公開させて頂きました。
 未熟な私の稚拙な文章ですが、誰かに少しでもよかったと思って頂ける部分があれば幸いです。
 などと申し上げたところで、どうせ誰の目にもとまらない気はしますが……(笑)。
 ヘタクソで読みづらい手書きのあとがきも、ここでお詫び申し上げます。こういうの、ちょっと憧れてたんです。ごめんなさい。

 改めましてーー。
 読んで下さった方、ありがとうございます。
 不快感を与えてしまっておりましたら、申し訳ございません。

二〇二〇年 三月二八日  着想
二〇二〇年 四月一二日  脱稿




解説

午後6:24 · 2022年5月16日

 (中略)「戻らないでおちていく涙はまるで川のようだった」という一文。使われている漢字が「戻」と「川」そして「涙」だけなんだけど、これは「川」をさんずいに見立てて「戻」と合わせて「涙」になってる。(以下略)

午後6:40 · 2022年5月16日

着想の欠片

https://twitter.com/naoki88888888/status/1247180715545919489


元ツイート

https://twitter.com/naoki88888888/status/1249347199923707905


【加筆修正】

2021.10.21. 「かげ影・陰」→「
      (二か所)

 「先輩の影」は、「主人公の中に残った先輩の存在」であり「響」などを表す。
 「先輩の陰(蔭)」は、前者の結果生じたものを含む「先輩のお陰(蔭)」などを表す。
 稚拙な掛詞。ぱっと見で理解し難く、読者を白けさせる要因となりかねないと考え、最初の公開時も迷っていたものの、「note」掲載時にこのような形へと変更し当解説を加えた。

2021.10.21. 「どこにないんだ」→「どこにもないんだ」