AstroNvim を使って NeoVim 環境を構築(Ubuntu on WSL2)
私はプリセットで用意してくれる JetBrains 製品を使いがちで、 Vim をそこまで利用していませんでした。
ただ、昔から Vimmer には憧れがありました。
そんな話を会社の方にしていたところ、 NeoVim をおすすめされつつ、最近は IDE 風に設定してくれるプリセットプラグインやテンプレートがあると伺ったので、今更ながら調べていました。
そんな中、この AstroNvim が評判が良さそうだったので、 NeoVim と一緒にインストールしてみました。
今回はその備忘録です。
環境は、 Windows 11 の WSL2 上で構築した Ubuntu です。
事前準備
NerdFont のインストール
アイコンなどをいい感じに表示するために NerdFont が必要とのことです。
こちらのサイトからダウンロードします。
今回は、 Jetbrains Mono Nerd Font をダウンロードしました。
ダウンロード結果を展開し、C:\Windows\Fonts に配置します。
ターミナルのプロファイルにて、追加設定 > 外観 > フォントをインストールしたフォントに変更します。
NeoVim のインストール
これでいけるかなと思ったんですが、どうやら最新版がインストールできないようです。
$ sudo apt-get install neovim
なので、 AppImage からインストールしました。
$ curl -LO https://github.com/neovim/neovim/releases/latest/download/nvim.appimage
$ chmod u+x nvim.appimage
$ ./nvim.appimage
これだと、マニュアルに記載のあるようにエラーになりました。
そのため、以下のようにシンボリックリンクを貼りました。
$ ./nvim.appimage --appimage-extract
$ ./squashfs-root/AppRun --version
# Optional: exposing nvim globally.
$ mv squashfs-root /
$ ln -s /squashfs-root/AppRun /usr/bin/nvim
$ nvim
その他
すでに NeoVim を使っていれば、設定ファイルなどのバックアップをしておくと良さそうです。
設定ファイルのクローン
AstroNvim は要は設定ファイルのテンプレートだと思っているため、それらを Github からクローンします。
$ git clone --depth 1 https://github.com/AstroNvim/template ~/.config/nvim
# remove template's git connection to set up your own later
$ rm -rf ~/.config/nvim/.git
$ nvim
nvim コマンドで、以下のような画面が表示されれば成功のようです。
この後、 LSP や Debugger などのインストールをしてカスタマイズができそうです。
その他関連リンクなど
astronvim のキーマップはこちらです。
設定などはこちらのページを参考にする必要がありそうです。
とりあえずはデフォルトの状態で使ってみようかなと思います。
こちらの方の記事を見て、Space + e でカレントディレクトリのツリーを表示、Space + tv でターミナルを立ち上げることができるということは覚えましたw
LSP をインストールする場合はコマンドで LspInstall と打つとプリセットで用意されている LSP をインストールできます。
大体のプログラミング言語の主要なものは揃っている印象です。
他にも気づいたことがあれば、随時追記していこうと思います。