☆読書会レポート2023年12月10日(日) ブックトークオフ読書会
☆読書会レポート2023年12月10日(日) ブックトークオフ読書会
【日 時】 2023年12月10日(日)19:00~
【場 所】 Zoomミーティングルーム
【参加者】7人(男性4人・女性3人)
【テーマ】暫定2023年ベスト
12月のテーマは「暫定2023年ベスト」です。
新しい年を迎える前に、2023年を振り返ってみましょう。
12月の読書会では、『暫定2023年ベスト』をテーマに、最新の本や注目の本の感想をシェアします。
今年、読んだ本のベストなので、本の発行年は問いません。
千年前に書かれた本でも、10年前の本でも、来年刊行予定の本のゲラ刷りを読んだ、でも構いません。
暫定なのは、読書会の後に読んだ本が、「ベスト」になるかもしれないからです。
まずは、自己紹介
凡例①お名前②アクセス地③読書傾向など
①亀岡葵子
②大阪
③小説と詩集
①三原 由美子
②埼玉県
③好きな作家は須賀敦子さん
①井上 慶太郎
②奈良
③ノンフィクションが好きですが、雑食系です。
本屋研究が趣味で日本全国、あと少し世界の本屋を巡っています。
①masato
②ど茨城県つくば
③雑食傾向ながら、エッセイ小説、ケア倫理につながる小説(たとえば古井由吉 氏、平野啓一郎 氏等)マニアックなところも最近好んでいます。
①ナッキー
②千葉県
③ハリー・ポッターを原書で(今、巻3)/日本古典文学を原文で(今、清少納言)/ブッダの言った事・考えた事に関する本(中村元著作の再読から)
①さとう くり
②神奈川
③ジャンル問わず多読です。松岡正剛の千夜千冊で紹介されている本をたくさん読みたいと思っています。
①西部直樹
②東京
③著者からサインをもらうと、サイン本はもったいなくて、読めなくなる。
どうしたものか……
紹介された本たち
凡例①本のタイトルなど ②紹介文
①『京の大工棟梁と七人の職人衆』 笠井一子 河出書房新社
②1000年の都・京都の伝統文化を支える匠達へのインタビュー集
①『あの図書館の彼女たち』 ジャネット・スケスリン・チャールズ 東京創元社
②読書セラピー、読書会、ディールの分類法が出てくる。図書館で働く内側の世界あるあるも。
主人公の頑固さ、気骨、独自のひとを愛する術に読み手は惹き込まれ、過去の重荷に打たれる。
①『ゴリオ爺さん』 バルザック 古典新訳文庫
①『遠の眠りの』 谷崎由依 集英社
①『Harry Potter and the Prisoner of the Azkaban(ハリー・ポッターとアズカバンの囚人)』 JKローリング Bloomsbury/静山社
②第3巻目にして早くも頂点に達した盛り上がり。父親の親友達の友情・愛・裏切りの物語。湖のほとりで起こったエクスペクト・パトローナムの奇跡
①『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス(小尾芙佐 訳)ハヤカワ文庫NV
②世界的ベストセラー本。映画化もされている。それ以上に、内容的にいろいろ考えさせられる。個人的にこれほど胸に染みる本はなかった。また、多様な観点からも捉えられる(たとえば、元シンガーの氷室京介 氏のファーストアルバムの『タイトル』にも使われている<本人曰く“収録曲は原本の内容“に則してとりいれられているとか‥‥>)。
①『汝、星のごとく』 凪良ゆう 講談社
②本屋大賞受賞作
「人生を狂わせても、この男を愛したい」(うろおぼえ)
のせりふが素晴らしい。
※ トーハン調べ「2023年 年間ベストセラー」のご案内
https://www.tohan.jp/bestsellers/upload_pdf/20231201bestseller_2023y.pdf
※本屋大賞の話とかノーベル文学賞は? 多和田葉子さんのことなどなど
■1月28日(日) ブックトークオフ 居酒屋で読書会 「決定2023年ベスト」
http://ptix.at/w9nTdL
ブックトークオフ: https://www.facebook.com/booktalkoff
読書会 オフ会・オン会:https://www.facebook.com/groups/896017927477343