踵の痛みについて
毎日note🗒投稿❼日目です。
今日は踵の痛みについてお話ししていきたいと思います。
踵の痛みなど経験したことはありますでしょうか?
意外と踵の痛みを見ている人は多いのではないでしょうか?
踵の痛みを知るためにはまずは解剖学を理解することが重要になります。
まずは踵骨下脂肪体です。
踵骨の足底面を包み込む結合組織で深層は足底筋膜と強固に結合している組織です。
表層:MIC
深層:MAC
機能としては踵部に加わる力を緩衝する機能を担うが、荷重負荷に対する緩衝機能はMACの方が高いと言われています。
踵骨下脂肪体を圧迫するとMAC部に歪みが生じます。
踵部痛で足底腱膜の肥厚が見られる症例
MAC、MICともに健常者よりも硬度が上昇していると言われています。
heel padの疼痛
1)踵部の圧痛
2)荷重により疼痛が増悪する
3)足底腱膜の伸長で疼痛が発生しない
踵骨下脂肪体の疼痛の原因
1)股関節・膝関節伸展筋の筋力低下
2)下腿三頭筋の筋力低下
3)足関節背屈制限
これを1つずつ解説します。
1)股関節膝関節伸展筋力低下
重心を持ち上げるために必要であり、重心を持ち上げるための支持モーメント
1)股関節伸展モーメント
2)膝関節伸展モーメント
3)足関節底屈モーメント
2)下腿三頭筋の筋力低下
下腿三頭筋の筋力低下が生じると重心を持ち上げる力が弱まるため踵部に加わる圧縮ストレスが増大する
3)足関節背屈制限があると・・・下腿前傾が不足するため後方重心となり踵部に加わるストレスが増大する
また、踵離地が遅れることで・・・踵部にかかる圧縮ストレスが増大する
治療
運動療法の目的
踵骨下脂肪体の柔軟性と厚みを獲得すること
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