膝関節屈曲について(48日目)
日々勉強のやり方を調べながらより効率良く勉強出来るように考えながら取り組んでいます。
今日は膝関節についてお話していきたいと思います。
膝関節は屈曲位だと可動性に優れていますが、安定性には不利な構造をしています。逆に伸展位だと安定性に優れていますが可動性には不利な特性があります。
屈曲する際にはrollbackmotionが必要になります。このrollbackはPCLによって制動されています。そのため、PCLの損傷が起きたりすると膝関節の屈曲が十分にできなくなりますよね。屈曲を考える際には関節包内運動を考慮しながら関節操作をすることが重要です。関節包内運動は滑りや転がりのことですね。
ちなみに転がり運動だけで屈曲すると90°まで 滑り運動だけで屈曲すると95°程度まで屈曲することができるそうです。
膝窩筋についてお話します
さて、みなさん膝窩筋の機能はなんですか?? 以外と知らない方なども多いのではないでしょうか? 膝窩筋の作用は伸展・内旋筋です。文献によっては屈曲作用があると言われていますが私の師匠の話では伸展作用です。
なぜ伸展作用なのかというと・・・・大腿骨外側上顆に付着する筋肉は屈伸軸の遠位を通過するためです。
しかし主に働くわけではない。 内旋の作用に関しては膝関節のロックを外す筋肉と言われています。
疼痛が起こりやすい要因は
1)膝関節過外旋 2)脛骨後方偏位
などがみられています。
膝窩筋を効率良く働きやすくなるするには膝関節屈曲112°以上での下腿内旋運動が有効であると言われています。 なぜか??? 112°程度で膝窩筋腱は膝窩筋腱溝内にはまり込む状態となり緊張が高くなるためであると言われています。
知れば知るほど面白いことばかりです。どんどん勉強していきましょう!!!!