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クラウドファンディングを覗いてみた

クラウドファンディングのサイト増えてきましたね。アメリカのkickstarterやIndigogo、日本だとcampfireやMakuakeなど。そういえば2009年ぐらいにファンディングして成功したプロジェクトのリターンまだ届いてないな。。。という事もありますが、それも応援投資という意味合いでのクラウドファンディングの面白さでもあります。

Wikipediaによると、クラウドファンディング(というコンセプト)の歴史はかなり古くて、数世紀前に書籍の出版の際に、印刷のための費用を事前に購入者から募っていたとか。日本でも明治後期に丸善が

『エンサイクロペディア・ブリタニカ』の第十版(全35冊構成)を出版するプロジェクトを立ち上げ、「予約申込金」方式で受け付け(あらかじめ「予約申し込み金」を、人々から払ってもらい、そのお金を使って)第一冊を印刷・配本し、あとは月賦で集金するという販売法を発表して申し込みを受け付け、実行に移した。

とクラウドファンディング的な事をやっていたみたいです。

クラウドファンディングには、

「寄付型」・・・いわゆる寄付。
「投資型」・・・ソーシャルレンディングなど、金銭的なリターンがある。
「購入型」・・・投資に対して、商品などのリターンがある。

がありますが、各サービスで購入型でどういうプロジェクトにお金が集まっているか気になったので調べてみました。(間違ってたら教えて下さい)

Campfire

PrinCubeという手のひらサイズのカラープリンター。2020年の2月から約2ヶ月で20,303人から約3億円集めてます。これ欲しい。海外のクラウドファンディングですでに8億円以上集めていて、製品化もされているのは安心感ありますね。

Makuake

ポータブル電源「RIVER 600 シリーズ」。2020年10月終了で6,098人からなんと5億円強集めています。人数少ないけど単価高いから金額もでかい。マクアケの歴代Top3はすべてポータブル電源と鉄板プロジェクトのようですね。近年災害が増えている(?)し、みんな欲しいですもんね。

Greenfunding

世界初、完全ワイヤレス骨伝導イヤホン誕生。earsopen®︎ “PEACE”。世界初は欲しいですね。2019年11月まで実施されていたプロジェクトで7,505人から約1.6億円集めています。これ、公式サイト見に行ったらもう販売されてますね。クラウドファンディング後、しっかりと製品化されて世に出るのは本当に素晴らしい。

Kickstarter

Pebble Timeというスマートウォッチ。78,471人から$20,338,986(日本円で約22億円)を集めたモンスタープロジェクト。じつはこれは後継機で、最初のPebbleもKickstarterで約10億円集めています。Apple Watchが出る前というのもありましたが、紙のようなe-paper(kindle paper whiteみたいな)を使っていて根強い人気がありましたが、プロジェクト後に生産終了になりIPだけFitbitに買収されました。

これとは別にStarCitizenというゲームが累計US$300Million(約310億円!!)を集めていたんですが、Kickstarterでは約10億円で、それ以外のプラットフォームと合わせた金額だったので除外しました。

Indigogo

Flow Hive2というはちみつ製造機?が40,493人から$14,959,087(約15億円)を集めています。Hiveというのは蜂の巣という意味で、支援すると蜂の巣箱が届きます。4万人に巣箱を届けたという事?4万人が巣箱を家に置いているという事?ハチはどうするの?とか色々な疑問が湧いてきた方は、プロジェクトページを御覧ください。

最後の方は雑になっちゃいましたが、各サイト色々と趣向を凝らしてプロダクトの良さを引き出しているし、色々な面白いプロジェクトがいっぱいあってつい見続けちゃいました。海外のクラウドファンディングは支援額の桁が大きいですが、今後日本もより盛り上がっていきそうで楽しみです。

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