出戻り、という言葉

今日仕事場で、高齢の利用者さんの家族がいつの間にかご夫婦2人から娘さんと同居になってたけど利用者さんは娘さんと同居になってる話をしたがらない、という話題があった。
そこで女職員が投げた言葉。
「娘が出戻りだから話題にしたくないんでしょ」と。

ドキっとした。

なぜならば私もかくいう出戻りだから。

もう13年目になるけど。

出戻りシングルマザーになり13年目。
大抵の言葉は受け入れたつもり。不自由なりに子ども達を育てて成長を間に受け、親としての自負もある。

女職員はさして深い意味なく話したのだろう。私のことを言ったわけではない。

しかし、のどの奥に魚の骨が引っかかったみたいにモヤモヤとした感情が広がった。

あー世間的には出戻りって隠したいもんかな。
うちの親もそうだったんかなー。
だとしたらすまなかったなー。

と同時に不用意に人の心を傷つける言葉を軽く言う人っているんだな。
私はこの女職員が嫌いになった。
元々好きじゃないけど、さらに。



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