かっこよすぎてムカつくの極意|赤西仁ONLINE LIVE 2021 OUR HOUR
赤西くんの4年ぶりのアルバムYELLOW NOTEが届いた。
年末の慌ただしさで開封できていなかったが、ようやっと初回限定盤を見始めた。
こちらである。
もはやアルバムではなく、Live映像が特典でついている意味のわからない豪華版。
CDやDVDの類を数年間買っていないので、昨今の売り方はよく知らないがこの値段でこの内容は普通なのだろうか。
いや、どう考えても豪華がすぎる。
4年もお待たせしすぎたからだろうか。
ちなみに3形態あるうち、悩みに悩んでLive映像付きの
特別仕様LIVE版
初回限定版
を2種類購入してみた。
見終わったらレビュー代わりにnoteに書こうと思っていたのだが、
すいません、まったくの序盤だけど耐えられないので感想書いていいですか。
初回限定版のDisc2 OUR HOURからスタート。
Live映像だと思って見始めたものの、映画のような美しい映像がつづくのでPV集だったのかな?と勘違いした。
わたしがYELLOW NOTEではじめて聞いたジュリアンとの曲なんかも、ここで披露されていたのだ。ジャズのコンセプトにぴったりな選曲すぎてあのライブのために作ったのかと思った。
OUR HOURのバックグラウンドが分からなかったが、この2021年のライブはコロナ禍でオンラインライブだったのだ。なるほど。まったくライブ感ないし完成度が高すぎないか。
何曲かつづけてみていくうちに、やっぱこの人すげえな、と思った。いやそんなのファンなら全員アホほどわかっているのだが、改めてなにがとにかくすごいのかといえば
赤西仁という素材の強さだ。
これからベタ褒めするが親バカならぬファンバカと思って聞き苦しくても見逃して欲しい。
一曲目のRoll With Meからすでに、シルエットとマイクとパソコンだけというシンプルさで、こんなにも画がもつのすごくないか。顔も見えないのに。
そう、とにかく画になるのだ。じんくんという人は。
一瞬一瞬、一挙手一投足、衣服とか髪の毛とかまでぜんぶ綺麗。
身体全体で刻んでるリズムとか、まとってる空気感がいつも自然でほどよく力が抜けていてどこをとってもとにかく綺麗。
永遠に見ていられるような。
これを俗に「見とれる」というのでしょうね。
それはもう一瞬も余すことなく。
それは仁くんが誰かにこう見えて欲しいとか、かっこつけようとかの変な力みがないからなのだと思う。
力みがある人って不自然さがあるから気になってしまうんだよね。
自然体そのままで魅せることができてしまう。
演出がシンプルであればあるほど、赤西くんという素材強すぎ、と思い知ります。
ところでいまさらだけどLove Yourselfめっちゃすきかもしれん。
ファンの中で人気があるのわかったわ。
というか選曲良すぎん?
Opaquaもめっちゃ好きなんですが。
Back to meも
ん?作品なの?そのまま楽屋の映像使っちゃったの?みたいな演出に見えないようなナチュラルさがどきどきする。イイネ!
それからねHIGH LIFE
これさかっこよすぎて最終的にムカついてきたわ。笑
なんだよこの出し惜しみのない超絶的かっこよさは。
絶妙にはだけたシャツといい、マイクに這わせてみたりリズムを刻んだりする長い指とか全体的に目のやり場に困るわ。
わたしは仁くんを見ていると、自分が女で良かったと変な思いに囚われるときがある。
嫉妬せずに済むからだ。
わたしがもしも男だったら、赤西くんという圧倒的な存在は何かにつけてなんかザワザワした気持ちになる気がする。
こんな何やってもかっこよくて、自信と才能に満ち溢れていて、女の人に死ぬほどモテて、やることなすこと上手く行って認められて成功して、蓋を開けてみても性格も良いなんて非の打ちどころがなさすぎて、どうやっても勝ち目がないし嫉妬の対象にしかならない。プライドがズタズタだ。絶対わたしが男なら嫌いだと思う。
どうにかして嫌なところを証明しようとして躍起になったり、揚げ足を取りたくてこれみよがしに叩こうとする人たちの気持ちも、なにかあればなんでもかんでも仁くんが悪者にされてしまう風潮も、ものすごくわかる。
かっこよすぎるのだ。嫌味なくらい魅力的すぎる。そしてその魅力の生かし方を、仁くんは自分でよくわかっている。「悔しいけど勝てない」と誰もが降参するような圧倒的なかっこよさ。ずるい。ひたすらにずるい。
わたしがもし今世男に生まれてたら、来世は赤西仁に生まれ変わって全世界の女性を虜にすることにしか希望を見出せなかっただろうから女で良かったとかバカなことを考えながら、今HIGH LIFEまで見終わりました。(まだチャプター7w)
あーずるい。かっこいい。死ぬ。はらたつ。笑
初回限定版後半、特別仕様LIVE版とまだ盛りだくさんなので、少し心を落ち着けてビール飲みながら見ます。
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