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【自己分析第二弾】 私の使命
観光学部に入学して、私の価値観はひっくり返る。
このひっくり返りが私の今の土台となっている。
分岐点は、
「観光概論」の最初の授業
だった。
「観光概論」とは、観光学部の1年時の必修の授業で、私が大学に入学して一番最初に受けた授業だった。
キャンパスで一番大きい講堂で、観光学部400人の一年生が受ける。
緊張しながら始まった初講義。
ゲストスピーカーにJR東海の方が登壇されていて、
これからの観光のあり方・役割について90分お話しされた。
その内容をまとめると、
日本は、人口減少や地方過疎化など、様々な社会問題がある。
その解決策の一つとして、観光がある。
人口減少を止めることは、難しい。
だからこそ、外部の人間がその地方に訪れることによって、地方にお金を落とす、消費をしていく。
観光には、そういう役割があると。
私は、衝撃的だった。
今まで、旅行をする側としての見方しかなかったから、
いかに、素敵な景色を見て、
いかに、そこから学んで
いかに、美味しいものを食べるか。
しか、考えられていなかった。
観光地がどんなインパクトを受けているのか、
観光地がどんな問題を抱えているのか、
面に見えている観光が全てじゃないこと、
観光客を観光地に送り込むだけが旅行じゃないこと、
観光が正義じゃないこと、
観光はシンプルじゃないこと、
そして、楽観視してた日本の社会問題の深刻さを目の当たりにした。
実際に数字やグラフ、写真で人口減少や地方過疎化の課題を目の当たりにて、
なんとかしないと、本当にヤバイ。という、危機感と使命感を感じた。
この授業がきっかけで、
「観光地づくり」や「まちづくり」に関する授業をとっていくことになる。
「観光地づくり」。
ここで学んだのは、「観光は、そのまちづくりあって成り立つ」ということ。
現地住民の生活があって、
彼らのコミュニティがないと、**
まち**は成り立たない。
土台がしっかりとしたまちじゃないと、
そのまちのオリジナリティや魅力は輝かない。
その魅力に引かれて、人は集まり、観光に発展することが見込まれる。
だから、
現地住民にとって住みやすいまち、誇りに思うまち、
にしていくこと第一だってことを学んだ。
観光<まちづくり
じゃあ、
住みやすいまちって何?
誇りに思うまちって何? という、次の疑問が出てくる。
それは次の記事にて。