見出し画像

MAツールはウェブ上で個別対応することこそが本質

MAツール。マーケティングオートメーションツール。導入すると便利です。一斉にメールが送れたり、個別のアクセスログが見れたりします。

他にも色々な機能があります。シナリオを作成してメール送りまくったり、ホワイトペーパーを登録してリード獲得したり、サイトに訪問した企業が分かったり。

色々あるから便利なのですが、逆にだんだん分からなくなってきます。「これって何するツールだっけ?」と。

原点に立ち返るとMAツールの本質は「ウェブ上でお客さんごとに個別対応」です。原点通りのことが出来ているでしょうか?

同じメルマガを一斉に送る。どのフォームを通過しても同じメッセージ。それだとちょっと勿体ないかもしれません。

じゃあどうすればいいのか?

ユーザーのニーズを妄想する

ウェブ上での個別対応の基本はユーザー理解です。

とはいっても会って話を聞きまくれるかは会社・人によると思いますし、話せたとしてもニーズが収集できるかは分かりません。

「このページに来た人ってどんな情報探してるのかな?」

「この資料ダウンロードしてどう使うんだろう?」

そこで視座をユーザー側に移動します。"相手の立場にたってものごとを考える"ということです。

ユーザーグループをつくる

妄想すると、ユーザーをニーズごとに分けられるはずです。分け方は各社各サービス違います。

業種、閲覧ページの傾向、取引状態、コンバージョンの時期…。色々あります。大事なのはニーズが近い人達がまとまっていることです。

ここで悩むのがグループの数。とくにリソースが限られている場合管理しきれなくなります。

「個別対応」という原理原則を貫くなら、ニーズごとのグループを統合しない方がいいでしょう。分けた上で、優先順に対策するグループを選んでいくのです。

グループごとのアプローチ方法を洗い出す

「こんなことお困りじゃないでしょうか?」「こんな情報いかがですか?」ニーズがわかれば今までより精度高く問いかけや情報発信ができると思います。

サイト来訪時に出すポップアップや埋め込みコンテンツ・チャットなど。それ以外にも送信するメールや通知、配信する広告など。発信手段はツールに合わせて。

実行・PDCA

ここまで決まればあとは施策を走らせるだけ。スタートさせた後もdaily・weeklyなどで効果を測定し改善していきましょう。

まとめ

自分もMAツールで試行錯誤しながら活用法を固めてきました。言うは易く行うは難しだと思います。

「頭では分かっているけど手を動かす段階でフリーズ」される場合はお問い合わせください。

いいなと思ったら応援しよう!