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クリティカルシンキング-part3

クリティカルシンキングについて考える、Part3です^^

前回は、客観性を高める方法として、「自分の感情に流されない」「思考に流されない」ということを、

そして客観性を養うために、頻繁に第3者の意見を聞ける環境(仲間を持つこと)に身を置きましょう、ということでしたね。

今回は クリティカルシンキングを行うための2つ目のポイント。


客観性を持てたら、次は、
『賢く目標を立てる』こと

です。


賢く目標を立てるとはどういうことか、
例を挙げましょう。

前回の『メールの話』のように誰かに腹を立てていたとき。

例えば、もし誰かに怒っていて、そんな自分を切り替えたいと思った時に、あなたは何をしますか?

誰かに怒っていると、批判的思考が堂々巡りをしてしまうことがよくあります。
相手を批判的見るあまり、間違いを指摘することが目標になってしまいます。

相手の本性を暴こうとしたり、相手の愚かさを誰かに見せびらかしたり、相手を卑下して自分が勝とうとするかもしれません。思い当たりませんか?

相手を丸裸にし、打ち負かし、支配しようとしているだけなのです。

卑劣な感情を抱くかもしれませんが、
これは、とてもよくあることです。


規模は小さいにしろ、多くの人はこのような感情といつも隣り合わせに生きています。

なんともめちゃくちゃな思考ですよね。


それでもあなたに付いてきたり、あなたの話を聞いてくれる人たちがいるから、上辺だけの人間関係が生まれるのです。


 僕も、相手を潰すことを目的として、人との衝突を繰り返してきました。

しかし、クリティカルシンキングは、目標・目的は何かというところから始まります。
あなたが価値を感じる行動やなんですか?
向かうべき方向はどこにありますか?

エジソンが、電球を作ろうとしたときの話は有名ですよね。

もともとエジソンは、なぜ電球を発明したのでしょうか?

それは、ロウソクでない灯りを作ることでした。
これが、彼にとっての大きな課題であり、向き合うべきものでした。

そして、その努力を次第に積み重ね、目標に近づくにつれて、仮説は確かさを増していき、ロウソクでない灯りを作るという目的を達成したのです。

フィラメントの正確な位置一つとっても、エジソンは非常に具体的だったそうです。

なぜならエジソンの目的は、『ロウソクでない灯りを作ること』、ただそこに全霊を注いでたからです。

しかしほとんどの人は、非常に視野が狭くて、小さな問題から始めてしまいます。一番重要な問題を抱えながらも、自分が何をしようとしているのか忘れてしまうのです。


 例えば、あなたはこんな悩みを持ったことはありませんか?

『やることが多すぎて、些細なことに手間取ってしまい、目的を忘れてしまう・・・』

金曜日の夕方、仕事が終わるまであと1時間!というタイミングで、

「やばい!!今週中にやらなければいけないことがあったんだった!でも他の小さい業務は終わったし帰ろうか。
いや、でもあれはそんな重要な業務ではないかも・・? あれ、目的はなんだったっけ?」

というようなことです。

クリティカルシンキングにおいて最も重要なことは、目的をきちんと理解することです。

こうすることで、目的を組み立てたり分解したりして、達成することができるようになります。

この仕組みや物事の全体像を理解することは、非常に重要なポイントです。


続きは次回お送りしますね。
今回はこの辺で。

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