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なぜ、note(ノート)で投稿しても読まれないのか?

こんにちは、なおひろです。

ちょっと過激なタイトルですが、読んでもらえるnoteについて、メルマガ配信2,000件以上の経験がある、僕なりの見解を書きたいと思います。

僕は現在Webライティングを仕事に活動していますが、書いているのは、いわゆる検索をした後に出てくる記事でなく、メルマガLINEなどで集客をするための文章、ランディングページなどで購入してもらうための文章です。

一般的に検索ユーザーは「得たい情報が明確」ですが、僕の文章を読んでくださる方々は「なんとなく興味を持って…」とか「胡散臭いけどとりあえず読んでみた…」という方々が大半です。

なので、「いかに惹き込むか?」「最後まで読んでもらうには??」を考えながら日々文章を書いています。

今回は、そんな僕が考える「読んでもらうための秘訣」について触れていきたいと思います。

結論:それは読者に気づきを与えているか?

アハ体験とよく英語で言われるものです。

アメリカ人は、何か分からないことが、分かった時に「a~Ha~」と言います。

これ、本当です。僕がはじめてこの生英語で聞いた時は、カリフォルニア留学中、同じクラスのトルコ人の絶世の美女マリアンナ・ベルクシュノヒルと廊下を歩きながら、お互いの国について最高に楽しい話にふけった後のことです。

振り返ると、当時親友のゲイブくんが仏頂面で僕を見ながら言ったんです。

「a~ha~ You must like that girl !! hum~ (あ~そういうことか、お前あの女に惚れてやがんな!まったくもう、、)」

そう、よくありますよね?
仲の良い友人が、実は、自分と同じ異性に想いをよせている、その事に気づいた瞬間「あ〜、やっぱりそういうことか〜!薄々気づいてはいたんだけどな・・・。」というあれ!!

そう、「薄々気づいていたんだよな」というこの「微妙に知っているけど、はっきり知らない世界」こそが、読者を惹き込む方法の1つです。

※ちなみにトルコ人の絶世の美女の名前は忘れてしまい、マリアンナ・ベルクスノヒルは仮名です。近所の「ベルクス」というスーパーがあり、ウチの区画は少し丘の上にあるので、勝手に作りました。(笑)

一般的な、aha体験は「ひらめき」といえるものですが、今回はもっと小さい「ミニaha体験」とでも言うものでしょうか。

では、このミニaha体験は、どうしたら作れるのか?なのですが…

マリアンナの話をパクれば良いのか??というと半分正解、半分不正解です。

すぐに使えるパターンが2つあるので、いくつかお伝えしますね。

1.質問をする

→「では、どうしたらいいのか?」

僕はこれを、とにかく多用しています。もしかしたら、過去の執筆を見たら、半分の原稿に入っているかも?くらいの頻度です。

質問は、5W1H(なに、なぜ、いつ、どこで、だれが、どのように)ならどれでもOKです。

人間は不思議なことに、質問をされると、その質問を理解し、答えを出すために「一瞬考えます」。例え、一瞬でも考えると「自分ってはっきり分かっていない?」と頭が錯覚します。

なので、その次の答えが「あ〜、やっぱりそういうことか〜!薄々気づいてはいたんだけどな・・・。」と成りやすいわけです。

ポイントはその手前で少し混乱してもらうことです。

僕が先程書いた例を見て下さい。

※ちなみにトルコ人の絶世の美女の名前は忘れてしまい、マリアンナ・ベルクスノヒルは仮名です。近所の「ベルクス」というスーパーがあり、ウチの区画は少し丘の上にあるので、勝手に作りました。(笑)

あ、ここじゃなかったこちらです↓(笑)

一般的な、aha体験は「ひらめき」といえるものですが、今回はもっと小さい「ミニaha体験」とでも言うものでしょうか。

では、このミニaha体験は、どうしたら作れるのか?なのですが…

そう、ミニaha体験という、AVIVA(アビバ)の無料体験か何かか?みたいな変なこと言ってますよね。
これで、若干混乱が生じるので、読みては答えを出すのが遅れます。

答えに遅れると、先程も言いましたが、どうでもいい質問でも(笑)読み手は「ん?もしかして俺、分からない?」となります。

実はこのGAP(ギャップ)を埋めることが大事です。

ちなみに僕はGAPの洋服を、昨年末の大掃除ですべて処分しましたが、そのGAPではありません。すきまという意味です。

すきまが埋まるとホッとします。この「混乱」⇔「はっきりしないものが、はっきりする」を繰り返すことです。

物語であれば、

雅美:「ねぇ、なんで私のこと抱いてくれないの?」

みたいに、セリフで言ってもいいですよね。(いきなり官能的ですみません)

でもこの「質問をする」も、文章の流れで答えが、質問が出る前に分かっている場合は意味がありません

筆者:
ウルトラマンは、ゼットンの攻撃に絶えながら
市民を守ります。

でも開始から3分たった頃。
ウルトラマンはある行動に出ます!

筆者:
それは何でしょうか?

読者:「去る」でしょ

そう、質問する前から、予想できるものは「気づき」は生まれません(笑)

コツは質問の前に何を伝えるか?です。

2.描写する

問題についてありありとイメージ出来るように話すと、読者の頭に「GAP(ギャップ)」が生まれます。

なので、その答えが出た時に「ミニaha体験」が起こるのです。

描写とは何か?辞書で調べました。

描写- びょうしゃ
病室のある建物、病棟

すみません、隣を見てました(笑)。→病舎 なんか不気味でしたね(汗)

描写- びょうしゃ
表現の対象となる状態や情景を、あたかも現実の世界の事象であるかのように表すこと

ー『新明解国語辞典 第7版』三省堂出版

例えば、「表現の対象」を、「読者の悩み」にすると読者は「答えを知りたい!」「この人は答えを持っているのでは?」と思い惹き込まれます。

その方法が「読者の悩みの描写」つまり、「悩みが、あたかも現実に起きている!!」と思ってもらうように書くことです。

例えば、「お金に困っていませんか?」というのは、質問であって、病舎ではありません。漢字の変換がおかしいので、もう一度。→描写ではありません。

下記に「お金に困ってませんか?」を別の表現で書いてみます。

例:
通勤電車、通帳アプリを立ち上げては、増えてない残高をみて、ため息をついてませんか?

例:
海外旅行に行く友人のSNS投稿をみては、「いつか行きたいな」と、諦めたりしてませんか?

よりどんな人なのか?が鮮明になってきたかもしれません。

また描写については、広告コピーの事例などを調べると、とても勉強になります。

「お前も親になればわかる」は、ほんとうでした。

お仏壇のコガ

出典:『ずっと読みたい0才から100才の広告コピー(ライツ社)

音:ガチャ
娘:パパ、ただいまー!
父:はい、返ったらまずお手々を洗おうな―
娘:はーい。
音:ジャー
父:今日は、公園で何したの?
娘:アリさん触って
父:うん
娘:ダンゴ虫さん触って
父:うん
娘:たかし君と手をつないだ。
音:(水を強める)ジャー
父:………よく洗いなさい。
娘:パパなんでおこってるの?
父:怒ってない!ほらよく洗いなさい。

ナレーション:愛する子供をバイキンから守ろう。ママはぐの薬用ハンドソープ。

出典:『ずっと読みたい0才から100才の広告コピー(ライツ社)

疲れたふりをする新人を叱ったら、
疲れていないふりをするハメになった。

出典:『ずっと読みたい0才から100才の広告コピー(ライツ社)

旅とは、
大人が家出をするってことなんだ。

H.I.S

出典:『ずっと読みたい0才から100才の広告コピー(ライツ社)

このように描写は長く書かないといけないか、というと、そんなことはありません。

短くても、その情景がわかる文を作ることが出来ますし、むしろどれだけ短い文で、「読者」の頭の中に、まるでマトリックスみたいな世界を作れるか?
これが、書いていて面白かったりもします。

以上、今回は、トルコ人の絶世の美女がいかに僕のライティング能力を高めるきっかけになったのか?についてお届けしました。

ウソです。今回の内容をまとめると…

✅読まれる文章の秘訣は「ミニaha体験」を作る
✅質問を入れると、次の答えがミニaha体験に
✅でも質問の前で何を言っているか?に注意
✅描写は読者を惹き込むもう一つのコツ
✅悩みを描写すると、解決策が知りたくなる(筆者を信頼する)
✅描写は短い文でもできる

ということでしたね。

それでは、何かの参考になれば幸いです。

最後になりますが、読者の「悩み」を言語化・描写することについて、僕の友人の金井さんという方が書いた、こちらの記事がとても参考になります。
ぜひ一度お読みいただければと思います。

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