常に時間はたっぷりある


「常に時間はたっぷりある うまく使いさえすれば」
ー ゲーテ

成功するかどうかの95%は時間の使い方で決まるって言われています。

僕は時間管理にはこだわりがあって
いくつものツールを使ったり、
学んだことを実践したりする中でノウハウが貯まっています。

でも、その中でも
重要なノウハウの一つが

「カエルを食べること」w

です。


これは、自己啓発やビジネスコンサルティングの分野で非常に有名な人物である
ブライアン・トレーシーさんという方が書いた本で

『カエルを食べてしまえ!』

という著書があるのですが、

「もっとも難しく、嫌だ、と思うがとても重要なこと」
これをカエルに置き換えて、

「重要なことを後回しにせずに、すぐに取り掛かろう!

(まずカエルを食べてしまうこと)

そしてもし重要なことが2つあったら(二匹のカエルがいたら)、

嫌な方からやりなさい(醜い方から食べなさい)」

という言葉で表現しています。(詳しくは本を読んでみてください^^)


この「重要だけど難しいことにすぐに取り掛かる」
って、仕事のできる人からすると当たり前だよ、
と思われるしれないけど、

意外と多くの人が出来ないですよね。


仕事に取り掛かろうとすると、ついつい

「あれ、そういえば、洗濯物回さなきゃ」とか
「クリーニング取りに行かなくちゃ」とか、

仕事に関わりのない、余計な雑念が入ってたり、

職場だったら、
そんな時にやたら、メールやメッセージの返信とか、
すぐに片付く重要なことから始めてしまって。

それで、気付けば、あまり重要ではない会社に
時間をかけた超絶丁寧な文章を作って(笑)

気づいたら頭が疲れてしまってやる気にならない・・・

そんなことありませんか?^^


僕の営業マン時代の同僚に
こういうことがありました。


同僚の担当は、
最も予算がある、重要クライアントのA社。

しかし、A社で連絡をやり取りをさせていただいている、
担当のSさんはめちゃめちゃ細かな指摘をしてくるし、
厳格な性格でした。


毎週、数値の報告義務があるのですが、

メールで報告でカンタンに済ませようものなら、
電話が速攻かかってきて、

「この数値はどういうことなんですか?説明してください。」
と厳しいご指摘が飛んでくる。


同僚はいつも嫌だなー、とSさんへの連絡を
後回しにしていました。


電話をかけやすいクライアントB社さんや
メールをカンタンに送るだけの仕事を優先していました。


でも、それから数カ月後、

SさんはA社の中でも
ひときわ優秀な人材で、きっちりとバリバリと働いて、すぐに昇進をしました。

そしてSさんはその会社でも重要なプロジェクトの責任者につき、
業界トップ企業の大きな予算の責任を持つようになりました。


同僚は上司にそのことを嬉しそうに報告していました。
「センパイ、これはチャンスですよね!」


でも、その後すぐに同僚は契約を切られてしまいました。

理由は「対応が遅くて、後回しにされていると感じたから」。


もしあの時、
同僚が「最もイヤだけど、重要なこと」から毎日手を付けていたら、
どんな未来になっていたでしょうか?


Sさんからの信頼を得ることが出来ていたら
新しいプロジェクトでも多くの予算をもらうことが出来て、
会社のトップ営業マンになれていたでしょう。


今回は「重要な人への連絡を後回しにした」という話でしたが、

あなたにとっての最も重要な事はなんでしょうか?

ブログの更新
本の執筆
デザインの制作
メール文の作成
パワポの作成
動画の撮影
動画の編集
他社への外注

分かりませんが、恐らく

「最も困難で時間がかかるけど、とても重要なこと」は
あなたが今、最も嫌だと思っている仕事の場合が多いのです。


でも考えてほしいのは、


一旦この重要な仕事を終えると
その後に待っているのは・・・


超、、、、超やりきった感!!!!


だって、その仕事さえ終われば、
平穏で、ストレスの無い、自由な時間、があなたを待っているのです。


もし、この重要な仕事を、午前中に終わらせたら?
朝一番に終わらせたら?

残りの一日は自由そのものじゃん!!!


今日から(明日から)早速、
まずはカエルを食べよう!


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