自分軸探しの落とし穴
自分軸探しの落とし穴
先日投稿した
「自分軸の作り方」についてですが、
やっぱり、個人起業家やフリーランスとしては
自分軸を「仕事、マネタイズ」につなげたい、とお考えになると思います。
それについて、僕の経験で、全く違った角度で
自分軸とか、やりがいとかを
予期せず発見したことがあるので、シェアしますね。
世間一般の「自分軸探し」的な情報を発信している人や
そういった情報に反応する人を見てみると
「自分軸」って
「自分良ければすべてよし」
みたいに勘違いしている人が多いなって思います。
もしかしたらある面では、プラスに働くけど
必ずしもそうではないです。
前回は
「自己対話が大切」ということを書きましたが、
内観って本当に大切で、
そのことによって、感謝、喜び、発見、ひらめきみたいなのが
沢山湧き出てくるわけなんですが、
つまり自分軸を見つける時に欠かせないものって
「他者」なんですよね。
人は、「他の人に役立っている」と感じることが
最も幸福感が高い状態です。これ自分軸をビジネスにするキモです。
だから、いつまでも「自分のことだけ」を考えていても、
考えが堂々巡りになってしまいがちです。
そこで、オススメしたいのが、
「他人の話をよく聞く」ということです。
答えは自分の中にはない。笑
自分をよく知る人の意見から
自分がまわりや社会にどう役に立っているか?を知ることで、
「他の人に役立っている」という感情を日々最大化して感じることができます。
自分軸って、結局は自分の「やりがい」と社会やまわりの環境の「ニーズ」がぴったり合ってはじめて見つかるものだと、僕は思います。
だって、自分軸で生きてます!って人が、何の役にも立たないことに専念しても、
あなた幸せですか?って感じになりますよね。
不幸せな自分軸を持っても、仕方ありません。
だから、「今」自分はどういう部分で、他の役に立っているんだろう?ということを聞いてみる。ってよい方法だと思うんですよね。
僕が参考にしているのは、
奥さんだったり、子供だったり、会社員だった頃は上司だったり、チームメンバーだったり、
あと一緒にお仕事しているビジネスパートナーの方だったりです。
あと、誕生日にもらったりする手紙や、記念日にもらった「寄せ書き」みたいなところにヒントがあったりもします。(いつも〇〇してくれてありがとう。とか、いつも〇〇しているのが凄いって思います。みたいな言葉が書いていたりする)
特にメンターとしている人がいたら、その人の話を聞いてみるのは、すごく良い方法だと思います。
例えば、僕は前の会社に入社した時、
前職では営業をしていたので
「営業」や「セミナー講師」として活躍したい!って思ってました。
でも1年たった頃に「なんか自分らしくない」って思ったんです。
成績も悪くなかったけど、優秀なメンバーが多すぎて
「ここでは1番になれないな、つまり給与も上がりにくいな・・」
って思ったんです。笑
それで、ちょうどそのタイミングで、
「マーケティング部」でメルマガとか書く人探してます!
みたいなメールが飛んでいて、
応募方法は、集客のためのメールを好きなように書いてください、
となっていたので、営業マン時代にお客さんに送っていたメールを元に原稿作って送ったら、
翌日、社長とマーケ部の上司に個室に呼ばれた。笑
それで「センス良いね」みたいな話になって、調子に乗ってはじめたのが
きっかけで、執筆を始めたんです。(もしかしら乗せられただけかもですが。笑)
そしたら、お客さまから感謝の返信が来たり、「メルマガ書いている人だれ?直接会いたい」みたいなお客さまが来てくださったりして、
「あ、これは役に立っているのかな」と思ったのがきっかけで、
今はライティングでお仕事もらっています。
だから、自分が役立てるポイントって、自分じゃわからないことが多い。
ライティング始めたころは作るのめんどくさいし、キーボード打つのはダルいし、
上手く作れないとイライラしたりしてたんだけど、
なんとなく、役立つんだ、って思ったら、何かモチベーション上がってきた感じだった。
他の人の言葉とか、意見って、自分が役立てるポイントが分かる、
それに自分が好きなこととか、夢中になれることをかけ合わせたところを
ひたすらやると「自分軸」って出てくるんじゃないかなと思います。
「自分はスペシャルだ、唯一無二だ」って感じるだけで、自分らしさって取り戻せるだろうから。
なぜやるか?は内観で見つけるもの
何をやるか?は他人の意見から見つけるもの
みたいな感じだろうか?
そういった意味では、何をやるか?って第一優先では無いかもしれない。
まず大事なのは、「喜んでくれる人」を探していくことかもしれませんね。
僕が「意外だな」と感じたライティングのように。
あと、大事なことがあります。
誰の意見を参考にするかってことですね。
あなたのことを、境遇とかこれまでの実績とかで判断するような人ではなくて、
無条件で応援してくれて、あなたの可能性を無限に信じてくれる、仲間とかパートナーのような人の意見を参考にしてみると良いと思います。
じゃないと「んー、よくわかんない」みたいな話になるから。笑
そのような環境がない、という人は
応援される環境に身を置くということを
意識して見ると良いと思います。
仲間集めの方法は、また、別の機会に書きますね。
それでは、今日はこの辺で。