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君の等幅&角丸のそのゴシックのせいだよ

幼い頃、親に連れられてお出かけする時はバスと電車でした。

乗り物、特に鉄道が好きだったので、お出かけするたび楽しかったものです。

文字を覚えると、駅構内の表示や看板に書いてある文字を読むのも楽しくなってきました。

階段にはこういう表示がありまして。

幼き尚文少年、駅では階段が命令してくるんだ〜と思っていました。

「おりろ」だと思って。

「のぼりろ」なんて変なの、とも。

親に(母だったか、父だったか…)「ねぇねぇ、階段に『おりろ』って書いてあるよ」とか言ったら、笑いながら「そうだねぇ」って返された気がするんですけど。

小学2年生くらいに、「あ、『おりぐち』か!」って気付いた時、自分がどんな感情だったかいまいち覚えていません。

こういうレトロなフォントで表示が出てる駅も少なくなりました。

「口」が一般的なゴシック体で書かれれば、カタカナの「ロ」と間違うこともなくなるかな?

そもそも…

口ないじゃん。

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