涙なしには観られないMV
昨日は「涙なしには聴けない曲」ということで、私個人的に該当する曲を2曲ご紹介しました。
今日は、それとは別に、曲だけでなくMVで泣かされる曲をご紹介しましょう。
FUNKY MONKEY BABYSの作品から。
ファンモンといえば、シングル盤のジャケット写真に著名人が正面アップで採用され、MVにも出演することで話題になるアーティスト。
「ちっぽけな勇気」では脇知弘さんが、夢と現実に揺れ動きながら、そして過去と現在とその両面が入り混じる情景の中で、懸命に今を生きる姿を熱演していました。
「ヒーロー」では羽鳥慎一さんが愛する息子を思いながら社会に揉まれて働く父親を、“羽鳥慎一”として演じています。
「あとひとつ」では田中将大さん。とある高校野球の地方大会決勝とそこに至るドラマと、マウンドで一人ボールと向かい合う田中将大さんの姿が交互に映し出され、重なり合っていく構成に思わず引き込まれます。
解散前最後のシングル「ありがとう」では、明石家さんまさんが退任を前に教え子との日々を振り返る教師の悲哀を、“さんま”らしさも織り交ぜながら熱演。
再始動後初のシングル「エール」でも、千鳥の大悟さんを起用して、頑張る人へのエールという主題にのせて、“地元を愛するとは”という、なかなか重いテーマに挑んでいます。
さて、そんな名作揃いのファンモンMVの中でも、私個人が特に涙するのは、「サヨナラじゃない」です。
ウッチャンナンチャンの内村光良さんが起用されたこのMV。
地方の小さな映画館を経営する支配人(内村光良)は、かつての隆盛が嘘のように閑古鳥がなく館内を、映写室から眺めながらため息をつく日々。
そんな日々を経て、ついに閉館を決断する。
そんな支配人の脳裏に浮かぶあの日の“マセた”少年たち。
その少年たちの脳裏からも、あの日の“ドキドキする”映画体験が消えることはなかった。
思い出の映画館が閉館すると知ったかつての少年たちの行動とは。
恩返しってなんだろう。
思いを繋ぐってなんだろう。
感謝を伝えるとは、受け取るとは。
一生の思い出ってどんなものだろう。
とにかくいろんな思いが掻き立てられる作品。
これは名作だと思う。
カラオケのバックで流れるのを観ても泣ける。
なんならこの投稿を書いてる今、MVを思い出して涙ぐんでる。
知らない人はぜひ一度観てほしい。
みなさんには、涙を誘うMV、ありますか?