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緑の帯を辿りて祠を巡る【えきのほそ道】
駅を出でて下町たる風を感じて歩むに、街守りたる鎮守の社にたどり着きたり。
末社の鳥居並び居るもあはれなり。
緑の帯を辿りて不忍の池に沿うように進みたれば、学びの神を拝みたる地に辿り着きたり。
絵馬、お守り、鉛筆など、様々買い求めて願をかけるもあはれなり。
さらに辿りて進めば、名高き明神に至りぬ。
その厳かなるはをかし。
二つの異なる聖堂を通り
坂を下りて進み行くに、古の武士(もののふ)の眠りたる塚を眺むれば、
コンクリートの林の先になむ、帝の御館の静かに佇みたる
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根津ー湯島ー新御茶ノ水ー大手町**
林の如きビルを縫うように、さらに都を進み行く。
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駅名を路線図の通りに並べると「5・7・5」のリズムになることがある。
これを、マニアの間では「鉄道川柳」と呼ぶ。
「えきのほそ道」では、この「鉄道川柳」に雅の文もどきを添えて、その更なる普及を図るものである。
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