卑弥呼の寿司がお菓子(も)
世の中にはいろいろな標語やその類のものがありますね。
今小中学校などで扱われるもので言えば。
一つ
「ひみこの歯がいーぜ」
知ってます?
「8020(80歳で自分の歯が20本)推進財団」が提唱する「噛むことの効用」をまとめた標語です。
ひ・・・肥満予防
み・・・味覚の発達
こ・・・言葉の発音がはっきり
の・・・脳の発達
歯・・・歯の病気を防ぐ
が・・・ガンの予防
いー・・胃腸の働きを促進
ぜ・・・全身の体力向上と全力投球
なんだろう、この覚えきれない感。
「いー」とかどうなの?
大事なことなのはわかるけど。
あとこれ
「いかのおすし」
警視庁が最初に提唱したこどもを犯罪から守るための防犯標語です。
いか・・ついて「いか」ない
の・・・車に「の」らない(乗らない)
お・・・「お」お声(大声)を出す
す・・・「す」ぐ逃げる
し・・・大人の人に「し」らせる(知らせる)
覚えにくい。
いきなり「いか」だもんな。
文の中の文字っていうのも難しさを足してる感。
それに比べて、“標語の王”とでも呼びたいのは言わずと知れたこれですね。
おかしも
地域で少し差異があるようですが、緊急避難時の心得として唱えられるアレですね。
お・・・押さない
か・・・駆けない
し・・・しゃべらない
も・・・戻らない
標語自体が短くて唱えやすい上に、一つひとつの標語も短くて覚えやすい。そして韻を踏むかのようにリズミカル。
標語の見本と言ってもいいでしょう。(大げさか?)
今後標語を作る際には、ぜひ「おかしも」を見習っていただきたいものです(って誰目線⁉︎)