サブクスリクション依存症#10
今となっては当たり前ですし、これからもビジネスのメインの考えになるかもしれないサブスクリプション(定期購読)について、実は、依存症を引き起こすんだよということについてnoteにします。
そもそも、サブスクリプションとは、モノやサービス自体を買い取るのではなく、モノやサービスの利用権を買い取る、そして、一定期間はその利用権を自由に使うことができるというビジネスモデルの方式です。
簡単な例としては、会員制のサービスがあること、ファンサイトに自信を登録すること、アプリ内課金で1ヶ月間有料になることなど、数をあげればキリがありません。
このnoteでも、月額500円でプレレミアムサービスを利用できる権利を獲得できます。
では、本題…
ここから本題なのですが、このサブスクリプションには、便利であるし、実用性もある一方、サブスクリプション依存症になる危険もあります。
例えば、あるアプリゲームを目的があまりなく、試しに月額980円で利用権を得ることにします。当然、中身は、すごく満足するサービス内容で、今までバス考えられないほど快適に行うことができます。
しかし、1ヶ月間遊ぶわけではなく、遊ばない日も十分にありました。その中で、利用権の最終日になると何故かもったいない気持ちになり、遊んでしまう。そして、次の日には今まで得ていた権利をなくしてしまうため、遊べなくなりました。
この後、あなたはどうしましたか?ちなみに彼は、その後もめちゃくちゃやりたいわけではないが、登録し続けてしまい、結果1年間で12000円ほどを費やしたことになりました。
このような例は、ほんの一部だと思います。行動経済学の観点から説明すると、これは「保有効果」が発動したのです。保有効果の記事は、「自分のものになると値段が上がる#5」を見てください。
月額980円を支払って1ヶ月楽しむと、今その利用権を持っていると、値段以上に価値を感じてしまうのです。利用権をなくした時は、980円以上の価値をなくしたことになり、980円が安く思えてしまう。だから、もう一度手に入れようとしまう。1週間も経てば、そんなことは忘れるのに……。
重要なことは…
ここでは、私は、サブスクリプションは危険だし、依存症になるからやめなさい!ということは言っていません。重要なのは、それに対して、本当に進むのか?ということです。金銭的に余裕のある人は、そんなことは気にしないと思います。
抵抗が少しでもある人にとっては、突き進むことができるのか、また、諦める時に、本当に割り切れるのかを心に留めて始めるとサブスクリプション依存症にはならないでしょう。
ただ、今からのトレンドとしては、サブスクリプションは重要ですし、ビジネスモデルとしては、有効であることは間違い無いので、あなたのビジネスにサブスクリプションと行動経済学が入っていることを望みます。