＃13 気持ちは次へ
7月3日(月)
朝9時にNAHAマラソンのエントリーだったので、パソコンの前に陣取る。クリック合戦というほどでもなく、あっさりとエントリーと入金完了。ホテルの予約はしていたので、飛行機のチケットだけ取り、カフェのバイトへ向かう。
バイトが暇だったので、OVER THE FUN RUN(OVER THE SUN互助会員によるラン部）のオープンチャットにNAHAマラソンをイベント登録して参加表明をする。
「うらやましーです。ナハナハ」とコメントをもらって、しばらくせんだみつおネタで盛り上がる。昔、せんだみつおゲームってあったよなぁ。若い方はご存知ないでしょうが。
那覇では、手描き人生マップのインタビューも予定している。
そういえば1年ぐらい前に理想の働き方を聞かれ、「旅をしながら働く」と答えた。子どもは手を離れ、親もまだ元気。今がいちばん動ける時期だから……と言い訳がましく理由を述べずにはいられないほど、それはわたしにとって夢みたいな働き方だった。
1年経ってみると、それが完璧に実現できているわけではないが、少しずつ近づいている実感がある。小さく試す、を続けていくと、それが特別なことではなくなり、もしかしたらできちゃったりしてわははと思えるくらいにはなる。
家に帰ったら、なんと年賀状が届いていた。
そういえば、家庭教師先の子が年末に沖縄のホテルに泊まり、「ホテルから年賀状出したよー」と言っていた。その後もお母さんと「届いていませんよ」「あら、住所を間違えて書いちゃったかしら」というやりとりがあったが、すっかり忘れていた。
消印は6月になっていたので、年末に投函し忘れた年賀状が出てきて、ホテル側が慌ててポストに入れたのだろうか。
7月に見る「あけましておめでとう」は何とも奇妙だけれど、2023年も半分終わったな、後半も気合い入れてくか、と気を引き締めたところだったので、よいタイミングで受け取れたとも言える。
明けましておめでとう。
7月4日(火)
6月に誕生日プレゼントでもらったスタバのドリンクチケットとフードチケットを使うべく、家からいちばん近い（と言っても電車で4駅の）TSUTAYA BOOKSTOREに行く。
どのカスタマイズにすると700円を無駄なく使いきれるかあらかじめ調べ、アーモンドミルクラテのいちばん大きいサイズにエスプレッソとキャラメルシロップを追加した。フラペチーノは寒くなって最後まで飲めないので、ホット一択。30代まではそんなことなかった。冷たいものは、パピコぐらいのサイズで充分です。
夜の月例ミーティングのための資料作成などをやり、本を1冊読む。
昼営業の終了時刻30分前に、きなこカリーへ。
美味しいだけでなく、グルテンフリーなので、食後に眠くならないカレーなのです。カレー専門店をやりながら、別のお仕事もされていて、毎週金曜日にはこども食堂もやっているというところに興味をもち、そのうちインタビューさせてくださいねと言ってきた。
カレーを食べたあと、インタビューの日程についても相談。個展が始まってしまうと、もうやれることはないので、気持ちは次へ向かっている。6月は1枚も描けなかったので、手描き人生マップを描きたい人のリストを見直して、アポ取りから再開していくつもり。
