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#61応援はするのもされるのも、いい。

2024/11/02(土)

朝から冷たい雨。フルマラソン前泊のため、新幹線で仙台に向かう。
2泊なので、キャリーバッグをやめてリュックひとつ。身軽に行きたい。
東京駅は、年末年始かゴールデンウィークかというくらいの人混みだった。紅葉を見るために北へ向かうのか?何かイベントでもあるのか?「これからどこに行くんですか?」と一人ひとりに聞いてまわりたい。

新幹線に乗っている時間は1時間半くらいなので、あっという間。おやつは甘いのとしょっぱいのと。

ホテルに荷物を預けた後は、雨の中を歩いて、中華そば屋で昼食→愛宕神社参拝→甘酒カフェ「森民茶房」でおやつ。
Googleマップを見ていたら、ホテルに戻る途中に美術館があることが分かったので寄ってみる。カメイ美術館は入館料300円で結構楽しめた。世界の蝶コレクションが圧巻。こけしの顔を見比べて、これがかわいい、あれが好きと言い合うのも楽しい。

アパホテルはフロントに新聞があるのが助かる。(星野リゾート系列で新聞紙をもらえなかったことをまだ根に持っている私。)
びしょ濡れになったシューズに新聞紙を詰めて湿気を吸わせながら、外側からドライヤーで乾かした。

2024/11/03(日)

やった!晴れた!

年々フルマラソンがキツくなってくるので、ここ数年は厳選して年に1回にしている。ということで初エントリーの東北・みやぎ復興マラソン。コースの70%くらいは東日本大震災のときに浸水したエリアということで、復興の様子を実際に見ることができた。

今回の目標はタイムではなく、完走&全エイド制覇。
途中でお腹の調子が悪くなり、トイレに3回も行きかなりのタイムロスだったけど、エイドで提供されるものはどれもおいしくいただきました。自分はタイムを気にして先を急ぐランナーではないから、「おいしいです!」とボランティアさんに伝える。皆さん、「ありがとう〜」と手を振ってくれて、こっちこそありがとうですよ、と思う。
応援は、するのもされるのもいい。

2週間前に横浜マラソンの応援に行き、「名前を知っているキャラクターだと、呼んで応援しやすい」を改めて実感した。マリオ、ピカチュウ、ぐんまちゃん、スライム、ミニーちゃんなどなど。応援される方も「あ、自分のことだな」と気づいて手を振り返してくれる。
なので、今回もわたしはくまモンになった。なんせ知名度抜群なので、呼んでもらいやすい。熊本県から参加のランナーさん(この大会のナンバーカードには、どこから来たか分かるように県名が入っている)に「くまモンになってくれてありがとう」と言われる。自分と同じような格好をしているくまモンおじさんにも声をかけて、一緒に写真を撮ってもらった。

この大会はスポンサーが多く、ゴール後にもらえるものが多かった。会社名の入った筆記具を手渡され、よくあるちゃちなボールペンかなと思ったらサラサでびっくりした。
その中でもいちばん有り難かったのは、めぐりズムの足パック。花王さん、ありがとう。脚が生き返りました。

2024/11/04(月)

フルマラソンを走って2344kcalも消費したのに、家に帰って体重計に乗ったら増えていた。何かが間違っているとしか思えない。

2024/11/05(火)

藤本さんから、手描き人生マップのロゴの案が2つ送られてくる。
それぞれから受ける印象を考えて、どちらがいいかを返信。「描く」だけでなく、「聴く」と「訊く」も入っているようなイメージでお願いしている。楽しみ。

2024/11/06(水)

とある読書コミュニティサイトを10年ぐらい利用している。
自分は読書管理機能しか使っておらず、読んだ本の記録(紙のノートに手書きで記録したもの。現在109冊目。)を検索するためのデータベースとして使っている。
このサイトにはコミュニティ機能もあり、本の感想やレビューを投稿し、他のユーザーと共有したり、気になるユーザーをフォローしたりもできるが、そちらは使っていない。
唯一の相互フォローが、大学生の娘だ。好きな作家も重なっているし、何を読んでいるのか気になるので、ときどきタイムラインを見に行く。

その中で娘がある本の感想を投稿していた。
「本を読むことで想像力や自分の言葉が生まれるし、自分の言葉を持っていたら生きやすくなる」と書かれていた。あぁ、この子は本に助けられたり、読んだり書いたりすることで生き延びたりしたことがあるんだなぁ。
別に親として本を読む子に育てようとしたわけでもなく、いつの間にか読むのが好きになっていたのだけれど、この子のそばに本があってよかったとホッとした。

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