山本 尚恵 Naoe Yamamoto(医療ライター)

医療ライターをしつつ、「どうやったら来世で“金持ちの家で飼われている猫”に生まれ変われるか」を考えて、日々生きています。左投げ左打ち。好きな言葉は「猛打賞」。好きな山田は山田哲人、好きな青木は青木宣親です。Twitterはじめました。

山本 尚恵 Naoe Yamamoto(医療ライター)

医療ライターをしつつ、「どうやったら来世で“金持ちの家で飼われている猫”に生まれ変われるか」を考えて、日々生きています。左投げ左打ち。好きな言葉は「猛打賞」。好きな山田は山田哲人、好きな青木は青木宣親です。Twitterはじめました。

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自己紹介

はじめまして。山本尚恵と言います。 2009年よりフリーのライター 兼 編集として活動しています。 医療分野の原稿を得意とし、最近では「医療ライター」を名乗っております。 医師に専門領域があるのと同様、医療ライターにもそれがあり、私は産科・婦人科・不妊治療、美容整形など、いわゆる女性医療に関する分野を専門としています。ライター歴はかれこれ10年。女性医療に特化した執筆を始めるようになってから4~5年がたちました。ここでは自己紹介を兼ねて、医療ライターとして私が目指す姿につ

    • 2023年お仕事まとめ

      個人的にいろいろあった2023年も、ようやく終わり。スワローズのキャプテン、山田哲人はかつて、シーズン143試合中96敗という球団ワーストの敗戦を記した2017年について、「『早く終わってくれ』と思ってました」とコメントしていたが、私にとっての2023年もまさにそれ。早く終わってほしい1年だった。 何があったのか、具体的に言うとカドが立つのでここでは書かないけれど、ざっくり言うと、自分の発言に責任を持たない人に翻弄されたみたいな、そんな感じ。一刻も早く忘れて、前に進みたい。

      • プロ野球の引退セレモニーとうちのテレビの話

        秋はプロ野球(NPB)ファンにとって、心さみしい季節だ。 春にはじまったその年のシーズンが終わる季節だからだ。 2023年現在、日本のプロ野球の順位は、年間143試合の勝敗で決まる。 夏が終わり、秋の声を聞く頃は、順位もおおよそまとまっており、各チームのファンはそれぞれ、今シーズンの終わりに向けた心づもりをなんとなくしている時期だ。 ちなみに私が応援する某ヤクルトスワローズの2023シーズンは、球団初の3連覇を目標に意気揚々と始まったものの、よかったのは4月だけ。ケガによ

        • 最近の仕事 2022/06

          最後の更新が1年前だったのを確認し、さすがにそれはどうなのかと思うので最近やったおもな仕事をまとめてお知らせすることにしました。 科学雑誌 Newton 2022年8月号「フェムテック」特集(2022/6/24発売)できたてホヤホヤです。 科学雑誌Newton2022年8月号で「フェムテック」について10ページにわたって書かせていただきました。 半年前くらいに「スリープテック」の特集を同様にやらせていただいたのですが、この手の特集はメーカーへの商品写真の提供とテキストチェッ

        マガジン

        • バランスボール
          3本

        記事

          新しい自分になるタイミング、なのかもしれない

          今朝、目覚めてしばらくしてから、ふと左手首に違和感を覚えた。 触れてみて「あ、」と思う。 22年間、ずっと身に着けていたブレスレットがなくなっていた。 いつなくなったのだろう。 寝ている最中に切れてしまったのかと思い、ベッドを探したが見当たらない。 ふと思い立って、スマホのカメラロールを確認してみると、どうやらなくしたのは昨日のようだということがわかった。 私はいま「自撮りがヘタなことを改善したい」という目的で、友人と2人で毎日、自撮り写真を送り合っている。昨日の

          新しい自分になるタイミング、なのかもしれない

          分散登校で親の負担がさらに増えている問題

          新型コロナウイルス感染症の流行による緊急事態宣言の解除を経て、この6月から全国各地で分散登校が始まった。わが家にも小学生の子どもがいる。クラスを2つに分けて、半数ずつが一日おきに登校を始めるようになった。3月2日から3か月間以上にわたり休校が続いていたが、ようやく登校できるようになり、これで少しは楽になる……と思ったが、甘かった。 登校は一日おきのため、学校に行かない日は自宅で学習を進めることになる。それにあたり学校から課題が出されるのだが、その課題が親の私にとって、あらた

          分散登校で親の負担がさらに増えている問題

          いやぁ運動って本当にいいものですね――続けたらやっぱり肩こりなどが軽減した話

          しかし「運動って本当にいい」なんて、どの口が言うかという話だ。 2カ月前までの私は「体を動かす」とは無縁の運動不足歴20余年。「運動とか、できれば遠慮したいんですが…」という雰囲気を醸し出していた。楽しそうに皇居の周りを走っている人のことは「私とは違う人種」と横目に見るような、そんな感じ。 が、それが一転この2カ月、ほぼ毎日バランスボールで弾んで運動しとるがな。人ってこうも簡単に変わるのか。我がことながら少し怖い。ちなみに「バランスボールで弾むってなんぞ?」という方はこち

          いやぁ運動って本当にいいものですね――続けたらやっぱり肩こりなどが軽減した話

          バランスボール・その後「安心してください、まだ続いてます」

          先日、下記のような記事を書いたところ、私のバランスボールの師匠 兼 高校の同級生・佐藤摩耶がシェアをしてくれて、その結果、この記事がめちゃくちゃ読まれた。 医療ネタよりこちらのほうが圧倒的に読まれていて、なんならいっそのことバランスボールライターと名乗ったほうがいいんじゃないかとすら思えてきた…というのは冗談だが。何はともあれ、読んでもらえることはうれしいし、ありがたい。 ところで、ここ最近の私には「自分の中で気持ちが高まったものをブログなりFacebookなりで文章にす

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          弾む体、弾む心 ―― おうち時間にバランスボールで有意義な有酸素運動を

          インターネットは思いがけない出会いをもたらしてくれる。思えば夫に出会ったのもインターネットがきっかけだった。 それはさておき、今回伝えたいのはバランスボールの話。 いまさら説明するまでもないと思うが、バランスボールとはゴム製の大きなボール型をしたトレーニング器具だ。 ところでバランスボールを使ったトレーニングというと、どんなものを思い浮かべるだろうか。イス代わりに使う、筋トレの負荷を高めるのに使うといったシーンを思い浮かべる人が多いのではないか。 それらも、もちろんひ

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          あきれてものも言えないとはこのことか ~楽天が勧める「全国民のセルフPCR検査」報道を受けて

          楽天を率いる三木谷さんが、ドヤ顔で「全国民のセルフPCR検査」を政府に勧めていたらしいことがわかった。 特定の誰かを非難することはなるべく避けたいのだが、さすがにここまでくると、医療ライター界(なんてものがあるのか知らないが)の端っこにいる私も三木谷さんに対して「どうかお静かに」と申し上げたくなる。この人、何かをしたいのはわかるが、口を出さずに金だけ出すことはできないものか。 はじめに言っておくと、私は本件について、上記記事を書かれた岩永さんの論調に完全に同意だ。微妙なP

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          新型コロナの正しい知識を得よう 国際感染症センター×科学未来館「わかんないよね新型コロナ」

          新型コロナに振り回され、不安な日々を過ごしている人も多いだろう。「多いだろう」などと書いている私もその一人だ。「医療ライター」という医療情報の収集や取捨選択が得意な立場ではあるが、今回の場合は見えないものが多すぎて、日に日に不安になっている。 人はわからないものに不安を抱きやすいという。であれば、「わからないものをわかるように」すれば、多少はその不安が払しょくされるのではないか。 ということでようやく本題。「わからない新型コロナの疑問を専門家に聞いて、少しでもわかるように

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          週刊ダイヤモンド2020年4月4日号「がん検診のホント」

          週刊誌に書くのが当たり前の、著名なライター諸兄にとっては鼻で笑っちゃうことかもしれないが、私にとっては初めての、とてもうれしい経験。 3/30(月)に発売される「週刊ダイヤモンド 2020年4月4日号」。特集「健康診断のホント 誤解だらけの人間ドック・がん検診・検査」のうち「【Part 2】がん検診のホント」の大部分(8p)を書かせていただいた。 日本で現在推奨されている5つのがん検診(胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん)プラス前立腺がんの検診ガイドラインが、何

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          酒蒸しはマジでキッチン革命かもしれない

          デイリーポータルZが好きだ。 noteなんて読んだり書いたりしている人はたいていインターネット大好きっ子のはずなので、いまさら解説なぞ不要だと思うが念のため説明しておくと、デイリーポータルZは愉快なネット記事を毎日更新しているおもしろWebサイトだ。一般にネット記事というと「ゴシップばっかり」「とがった記事ばっかり」などと思われがちだが、デイリーポータルZはそうしたネットの印象とはだいぶ違う、ほっこりしたおもしろ記事が詰まっていて、読むとためになることも時々ある。 例えば

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          痛くない、恥ずかしくない乳がん検診も選べる時代に

          「ドゥイブス・サーチ」という乳がん検診がある。 以前、取材をさせてもらった。 一般的に乳がん検診というと、行うのはマンモグラフィや超音波検査(エコー)といった検査だ。マンモグラフィは乳房を透明な板で挟み、薄ーく圧迫した状態でレントゲンを撮って、がんの有無を調べる検査。超音波検査(エコー)は乳房に超音波を当てて、がんやしこりの有無を調べる。乳がんの検診として有用な検査方法だ。乳がんの罹患率が多くなる40代以上の女性は定期的にこれらの検査を受けることが推奨されていて、私も数年

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          お仕事お待ちしてます

          現在リソースはありますので、医療系でもそれ以外でも、何かしらご相談いただけるとうれしいです。 info☆smdandco.jp 宛てにメール(☆を@にして)もしくはTwitterのDMなどでご連絡いただけますと幸いです。 これまでの主な実績をこちらにも載せておきます。 これまでの主な実績書籍・雑誌 ●科学雑誌『Newton』 ●ビジネス誌『週刊ダイヤモンド』2020年4月4日号「がん検診のホント」 ●健康保険組合向け広報誌『さわやか』 ●コスミック出版『妊活STY}L

          略歴、主な実績など

          略歴PR会社、マーケティングリサーチ会社、モバイルコンテンツ制作会社を経て、2009年8月より独立。Webメディアや雑誌、書籍にて執筆・取材・編集を行う。得意分野は医療、とくに妊娠、妊活、不妊治療をはじめとしたウイメンズヘルス全般。Web記事のほか、書籍『不妊治療ステップアップベストガイド』〈エス・エム・エス(インプレス)〉、ムック『大人のための妊活スタートブック』〈コスミック出版〉などの制作にも携わる。趣味は野球観戦。好きな山田は山田哲人、好きな青木は青木宣親。左投げ左打ち