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エモい夜にK.K.について考える|朝日と夕日のおひさまブレンド


朝と昼下がり。わたしは1日に2度コーヒーを淹れる。

社会人何年目になったんだろう。数えたくもないな。
本当だったら仕事ももっと上手くできたっていいし、世の中がこの状況じゃなかったら海外を旅している気がするし、毎日にもう少し余裕があったっていいと思ってしまう。

仕事に忙殺されて表情がなくなっていく、通称・平日ゾンビも、豆を挽いて珈琲を淹れる10分だけは人間に戻ることができる。
コンビニで買えばこの時間も半分足らずで済むだろう。それでも、お気に入りのマグカップへぽつぽつと抽出されていく珈琲を見ると、じんわりと心があたたまる。この感覚はきっと自宅でしか味わえないだろう。


いや、他にもあった。
だいすきな「K.K.のライブ」に行くときだ。

K.K.に出会って、かれこれ10年は経つだろうか。
いくつもの月日を共にしながら、好きの重ね着をしている感覚だ。


ふたりはよく空の写真をあげる。
年末に思い立ち、勝手にふたりの投稿をまとめてみたのだが、約7年を遡ってみて秀平くんは青空を、キャプテンは夕焼け空を好んであげていることがわかった。


ふたりを空に例えるなら、
秀平くんが朝日でキャプテンが夕日なので、偶然にも似たことが起きてすこしおもしろかった。

朝日は さわやかさと柔らかさ、そして瑞々しさを。

いつかの朝日
いつかの朝日。2



夕日は昼と夜をつなぎ、まあるく包み込む優しさを。

いつかの夕日
いつかの夕日。2


結局のところ朝日も夕日もおなじ太陽に変わりはないけど。
ふたりでひとつ、なわけだ。


わたしはK.K.の体温を感じるあたたかい音楽がだいすきだ。その温もりは、珈琲を淹れるときに感じる幸福感に近しい。

「朝日と夕日のおひさまブレンド」
芳醇な香りのなかに果実のさわやかな酸味と清涼感を感じられるんだろうな、と想像を膨らませて寝ようと思う。


なんてエモい夜に書くもんじゃないな。
すこしおそいバレンタインってことにでもしておこう。


おやすみなさい。

(実はこのnoteを書く前にTwitterで"#kudokimu @ID"と検索をかけてみたら、決して多くはないけどふたりへの愛に溢れた言葉が出てきて恥ずかしかった。みんなもやってみて。)


いや、はずかしっっっっっ笑

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