Aでは

2020鑑賞感想012 Aではない君と

ジャンル:TVドラマ
番組名:Aではない君と
局:テレビ東京
監督:塚原あゆ子
原作:薬丸岳
出演:佐藤浩市 天海祐希 杉田雷麟 戸田菜穂 市川実日子 山本耕史 八嶋智人 寺島進 安田顕 仲村トオル 山崎努 川口和宥 他
放映日:2020/01/02(木)(再放送)
あらすじ
大手建設会社に勤める吉永圭一(佐藤浩市)に前妻・青葉純子(戸田菜穂)から突然の電話が入る。離れて暮らす中2の息子・青葉翼(杉田雷麟(らいる))が同級生への殺人容疑で逮捕されたと言う。ネット上には翼の実名や個人情報が晒され、困惑した吉永は弁護士の長戸光孝(八嶋智人)を訪ねる。早速接見するも沈黙を貫き通す翼。父にも心の内を明かさない。記者・中尾(山本耕史)からの情報で、翼が少し前に起こした万引き事件を収めたのが被害者の父で弁護士の藤井智康(仲村トオル)だと判明。そんな恩人の息子を殺したというのか…。翼の沈黙が災いし“逆送”、つまり公開の法廷で刑事審判を受ける可能性が高まっていく。現状を打破すべく長戸はお母さん弁護士の神崎京子(天海祐希)を紹介。神崎は献身的に吉永親子に向き合うが、翼は反抗的な態度を取り続ける。やがて神崎は保護者が弁護士同様の立場となる『付添人制度』の存在を知り…。息子の心の叫びに、改めて耳を傾け始める吉永。はたして翼は本当に殺人を犯したのか?

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感想

興味持った時には放送が既に終了しており、観れていなかった作品。月日がたち更にまた興味を持ったこの作品(推しが出ていた)。余計に観たいなぁって思っていた時にテレビ欄を観ていたら再放送を発見。録画した。

内容としてはとても重いし、少年犯罪の細やかなところを描いており、とても見応えのある作品だし。観て良かった、と思えた作品だった。面白かったんだけどあまり面白かったって言っていいのかな、とも思える作品。

杉田雷麟くんが好きで、最初に興味を持ったのだけども、雷麟くんの演技が素敵だった。無表情にみえる表情の中にある感情。その出し方がとても素晴らしかった。

雷麟くんは青木柚くんも出演している『教誨師』で知ったのだが、その時にも良い演技をするなと思っていた。それから彼の出演作品はなるべく観るようにしているのだが、彼の名前を世に知らしめるきっかけになった作品がこの『Aではない君と』だった。

その作品を観れて本当に良かった。彼がもっと好きになった。

それもそうだけど、作品としても本当に素晴らしいものだった。物語上はしっかりと長い時間をかけて、少年の想いを正す、というものだが、その時間の流れや周りの対応などもとてもリアルだった。

ただ、正月早々に観るものではないかな、と観終わった時には思った笑

天海祐希さん演じる弁護士の神崎京子の長男役を担っていたのが、今の推しの1人でもある、和宥さん(当時は川口和宥名義)。
母親を元気づけようとするところか、少しやんちゃそうなところがとても彼らしい、というかとても似合っている役で、出演シーンはそこまで多くはないが印象に残る役であったのは間違いないのかな、と思えた。

また観直すだろうな、と思って録画は残してるので、また観たいと思った。

雷麟くんも和宥さんももっともっと有名になっていってほしいな、と思えたし応援し続けていこうと思えた作品だった。

ちなみに雷麟くんは2/29より渋谷ユーロスペース他で上映される「子どもたちをよろしく」に出演するので、興味を持った方は是非観てみてください。

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