2020鑑賞感想029 愛のむきだし
ジャンル：映画
作品名：『愛のむきだし』
監督・脚本：園子温
出演： 西島隆弘 満島ひかり 安藤サクラ 尾上寛之 清水優 永岡佑 広澤草 玄覺悠子 中村麻美 渡辺真起子 渡部篤郎 綾野剛 他
場所：自宅（PC、Amazon Prime）
あらすじ
幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、平和な日々を送っていた。しかしテツが妖艶な女サオリに溺れてから生活は一変。やがてサオリがテツのもとを去ると、テツはユウに毎日「懺悔」を強要するようになる。父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没入していくユウ。そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、ついに理想の女性ヨーコと合うが……。
感想
推しがインタビューで「影響を受けた映画」としてあげていたので観てみた作品。だったのだが。237分という4時間弱の長さは正直ただただ辛かった。
内容としてはかいつまんでいけば面白いと思うのだが、いかんせん長さがネックとなってしまった。自宅でPCで観ていたのだが、何度か寝落ちを。
思春期な人にとって、結構突き刺さる部分があるように見えたので、確かに影響は受けそうな映画だな、とは思ったし、作りも悪くはなかったと思った。が、長さが（たぶん最後まで長さのことは言い続ける）。
満島ひかりと安藤サクラの演技が抜群。若いし少し荒い所もあるのだが、内容が内容なので気にならない、というか相乗効果？
調べたけどDVDは2枚組になったり、映画館での上映は休憩をはさんだみたいで。そりゃそうか。メイン劇場はユーロスペースということで。最推しが出てた映画もメイン劇場がユーロスペースなこともあったので、勝手に繋がりを見つけて少しテンションがあがった笑
宗教臭い、いかにもな感じの雰囲気はとても描き方が上手いなあ。そこに関しての尺に関してはちょうど良いと思えた。
寝落ちしてしまった部分もあるので、もう一度、っていう気分にはなりきれないのが、長さなんだよなあ。
でも改めて、観たい気もする。なんだろう、スルメ的ななんかの映画なのかな？っていうところでなにか惹かれる部分のある映画なのかなあ。
うん、でもやはり、長いね。