パーフェクト2

2020鑑賞感想013 パーフェクト・レボリューション

ジャンル:映画
作品名:『パーフェクト・レボリューション』
監督・脚本:松本准平
出演:リリー・フランキー 清野菜名 小池栄子 岡山天音 余貴美子 他
場所:自宅(PC、Amazon Prime)
鑑賞日:2020/02/11
あらすじ
幼い頃に脳性マヒを患い手足が思うように動かせないクマは車椅子で生活をしている。彼はセックスに対しての関心が強く身体障害者の性について世間に理解を求める運動をしていた。あるとき、クマは人格障害を抱えたピンク頭のミツと出会う。風俗嬢として働くミツは生き生きと過ごすクマに感銘を受け、自分たちのような人間が幸せになれることを証明したいとクマに持ちかけ2人は究極の愛を育んでいく。

パーフェクト

感想

推しが観て、オススメしていたので観てみた。(記事はこちら

面白かった。ラブストーリー。キュンキュンしない、大人のラブストーリー。なんだけど正直そこまでラブストーリーとして観てなかった、というよりも人生の一部に恋愛があっただけ、といった感じでした。めっちゃ簡単にいうとヒューマンドラマinラブみたいな感じ。

実際にあった話をフィクションに落とし込む、というのは結構難しいところだし、賛否両論なんだろうけど、僕はこういった感じの落とし込み方は良いと思った。最後が少し投げやりな感が歪めない、という人もいるかもしれないけれども、そこまでにあった二転三転をすっきりとしたやり方でみせてくれたので、良い終わらせ方だなあと思えた。

なんだよお前ら。なんでこうも上手くいかないんだよ、と全体的にもやもやしてしまうところが多かったのは、ノンフィクションな部分がしっかりと描かれていたからなのかな?

テレビの取材のところはまあ、演出が入ってしまってしょうがないと思いつつも、ほんの少しだけイライラしてしまうところもあったり。

今まで周りの目を気にしすぎていたのかなあ、って改めて思った。同性愛者と障がい者は昔同じ扱いをされていたが、最近ではいい意味でも悪い意味でも個別化してきているから、全く別のものだと思っていた。でも結局別々でも同じは同じなんだな、ってそこはあまり作品の内容に関係ないところで色々と思うところがあった。

いい作品でした。観れてよかった。オススメしてくれた推しに感謝。

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