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2020鑑賞感想062 こどもしょくどう

ジャンル:映画
作品名:『こどもしょくどう』
監督: 日向寺太郎
原作:足立紳
出演: 藤本哉汰 鈴木梨央 浅川蓮 田中千空 古川凛 降谷建志 石田ひかり 常盤貴子 吉岡秀隆 他
場所:自宅(テレビ、WOWOW)
あらすじ
食堂を営む父(吉岡秀隆)、母(常盤貴子)、妹(田中千空)と暮らしている、小学5年生の高野ユウト(藤本哉汰)。ユウトの幼なじみであるタカシ(浅川蓮)は、一緒に暮らす母がほとんど家におらず、学校でもいじめを受けていた。タカシを案じるユウトの両親は、彼を食堂に招いては夕食を振る舞っていた。ある日、ユウトとタカシは父親(降谷建志)と車で生活を送るミチル(鈴木梨央)とヒカル(古川凛)の姉妹と知り合う。ユウトは食堂に姉妹を連れていくが、その数日後に二人の父親の行方がわからなくなってしまう。

こどもしょくどう

感想

面白かった。とはいえない。けども、良かった。と言える作品。

実際に起こりえる話。起こっている話。下手したらもっとひどい状況の家庭がある可能性もあるという話。

「こどもしょくどう」という食堂が始まるきっかけになった話を描いている?で合っているのかな。

「虹の雲」という希望があったからどこかずっと観ていられたのか、最後に虹の雲があったから希望としていけたのか。

でもこの虹を見れていたのはその過酷な2人だけなわけで、他の子供2人はみれていないわけで。

それでもタカシはタカシで2人をきっかけに変わっていったわけだから進歩?進化はしていっているわけで。

基本ずっと暗い感じがあったけど、そういった子供の無邪気な希望、知ってたからこその絶望、でも子供だからこそやはり最後には希望を。といった形でぐんぐんと惹きつけられてしまった。

鈴木梨央さんが演技上手いのは知っていたけど、この作品ではより輝いているように思えた。

あと藤本哉汰(かなた)くん。この子も演技いいね。目が好き。調べたらちょいちょい観たことある作品に出ていたので、あぁって分かるところも節々と。

タカシはどうしても、どこか戸塚丈太郎くんを思い出してしまう風貌だった。(失礼

他の脇を固める方々もいい演技してたなあ。演技下手な人がいなかった。

というか親の2人の演技の感じが妙にリアルなんだよなあ…。

あの終わり方も、あっさりしているように見えるけど、逆にそれがいいなあ。って思った。

虹の雲って、本当にあるんだね、知らなかった。笑 彩雲っていう言い方の方がするみたいだけど。1回みてみたいな。

途中で出てくる伊豆のホテルが、小さい頃毎年行っていたホテルでマジでビックリしたという。笑 マジか。笑

ああいう行動って、子供だからこそ出来るよなあ、って思うけど。でもそれって大人になったから出来なくなった、っていうよりやらなくなっただけで出来るんだよな、って思ってしまった。動きたい。行動したい。

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