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65才BESTY・腎移植へのMasterplanその後⑪2024年10月8日~移植後4カ月半受診~

前回の投稿で、デイサービスに復職しそこなった旨お伝えした。
ところがありがたいことにその後すぐ、転職先が決まった。以前から興味があった運動に特化したリハビリデイだ。家から徒歩10分。
ひどい辞めさせられ方をした私だったが、そこでへこんでいても何も始まらない。BESTYである以上、怖くても進まなくては!
と、生まれて初めてハローワークに足を踏み入れた。65歳以上の人向けのシニアジョブスタイルという存在も知った。
65歳以上をプラチナ世代というそうで、その世代専門に就活対策の相談にのってくれる。
予約してから赴き、相談員にまず私の経歴や特技、自己PRなどを伝えると、「優良物件」と太鼓判を押してくださった。「でも、65歳では難しいかと……」と言うと「介護職の場合、経験がものをいうので大丈夫。それに長年インタビューをされてるだけあって人と話すのが上手だから、面接もすぐに通ると思いますよ」と自信を与えてくださった。
下がり気味だった自己肯定感が、少し上がった気がした。

さっそく教わったとおりネットでハローワークの求人票を見てみると、前々から気になっていた近所のリハビリデイが求人していたではないか!
ところが“自動車運転免許必須”との記載があった。あいにく私は、原付の免許しか取得していない。
それでもあきらめきれず電話で問い合わせてみたところ、とりあえず会ってくださるとのこと。で、面接してもらった結果、ジョブスタの相談員の言葉どおり即採用となった次第。まさに「捨てる神あれば拾う神あり」だ。

介護の仕事も始まった。高齢者センターでの「うたいそう教室」も再開した。初日、生徒さんたちからお花のプレゼントがあり、そのサプライズに胸が熱くなった。
さらに毎週日曜にはよさこいの練習にも出て、9月22日にはセンター南のイベントでも踊りまくり、個人賞のメダルまでいただいてしまった。
そして何よりうれしかったのは、1月の法事以来久しぶりに娘が来てくれたこと。免疫力が下がっている私を気遣って、入院中も軟禁中も会うのを遠慮してくれていたのだ。
実に8ヵ月ぶりに家族3人の会食が実現。テイクアウトで買ってきた利久の牛タン弁当を「おいしいおいしい」とほおばる夫と娘を見て、この上なく幸せを感じた。これぞblissful! 穏やかで平和なこんな時間を過ごせるなんて感無量。すべての出来事、すべての人に感謝したい気持ちになった。

10月8日の受診で担当医に「もう通常運転。手術前とほぼ同じ生活を送っています」と報告すると「いいですねー」と喜んでくださった。
中には免疫抑制剤が体に合わなくて、グッタリしてしばらく何もできない方もわずかだがいるらしい。自分の体質と回復力にも感謝だ。
クレアチニンは0.86と、さらに下がっている。血液検査でも特に大きな問題はなく、今回も「順調」のお言葉をいただきました。

よさこいイベントの帰りに地下鉄に乗っていると、私も持っているBMSGトートバックを持った人をポツポツ見かけた。
そうなのだ、その日はKアリで、BMSGフェスがあった日だったのだ。誰でもいいからつかまえて、「どうだった?」と聞きたい衝動にかられたが、そこはグッとこらえて帰宅後リアクション動画を観まくった。
9月29日、やっと、やっと、待ちに待った『SWITCH』8月号がAmazonから届いた。発売されて3日後に本屋に行ったがもう売り切れていてAmazonで購入することにしたが、そこも品切れだったようで2か月も待たされた。
じっくり時間をかけて読んだ。なんて最高な7人なのだろう。
最高といえば10月7日、BESTYにとって最良の日が訪れた。TBSの『その道のプロが選ぶ本当のNo.1プロフェッショナルランキング』という番組で、芸能界で最も凄いダンサー20代部門でソウタが、グループ部門でビーファがそれぞれNo.1に輝いたのだ! この日は世界中のBESTYが心躍り、きっとその瞬間一斉にBESTYであることを誇りに思って鼻の穴が大きくふくらんだことだろう。ずっとビーファを応援してきてよかった。心の底からそう思う。




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