とある上場企業役員の60年間 出北海道編①「就職」
日経新聞の「私の履歴書」風に生い立ちから書いても誰も面白くないと思うので、「スターウォーズ」風に、一番面白そうなエピソードの時代から始めたいと思います。
とにかく北海道から出たい!
私は北海道の道東という、とてつもないど田舎で生まれ育ったので(大人になってからは大好きになりましたが)、とにかく東京に行きたいという思いが、どんどん強くなっていました。
しかしとにかく無類のめんどくさがり屋で、大学の成績も非常に悪く、無断欠席でゼミもクビになってましたので、就職活動も嫌で嫌で仕方なかった。
そんな時、サークルの先輩から「お前、うちに来い」と言われたのが証券会社です。1部上場企業だったし、東京に行けそうだったので(後に甘い考えだったと思い知らされます)、他社をほとんど受けずに決めました。この適当な判断が、後々の私の疾風怒濤の人生の始まりとなりました。
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