とある上場企業役員の60年間 出北海道編③「寮生活」
楽しい寮生活
入社後は、横浜市鶴見区〇〇駅から歩いて数分の所にある〇〇寮に入寮することになりました。私の同期は、総合職で211名、一般職を入れると400〜500名ほどおり、この寮には主に関西方面や北海道・東北方面で採用された大卒社員が20-30人ほど入りました。
この寮の同期はみんな仲良くて、毎日大笑いして過ごしてたような気がします。この仲良し仲間との共同生活がずっと続くような気さえしました。彼らのお陰で、初めての東京生活にも全く違和感なく馴染む事ができました。
いろんな仲間がいましたが、笑うセールスマンみたいな身長155センチくらいの二頭身のやつとか、めちゃくちゃイケメンで巨◯だったMとか、ボンボンのスネ夫みたいなやつ、同じ北海道出身でメガネをかけて背の高いRくん、学◯大出身でマラソン大会で表彰されて感極まり「◯◯証券は永遠に不滅です!」と大声で言って役員から怒られたK、そして唯一いまでも仲の良い岩手県出身のO氏など、めちゃくちゃキャラの濃い集団でした。
ほかにも、初めて◯ープに行って、思いっきり滑って後頭部を打ち、足を蛇口で切って救急車に運ばれたKTとか、愛されキャラでみんなから可愛がられてて夕食の時に全身脱がされて真っ裸になったR、西船橋にあった研修センターの大浴場の外側を、トム・クルーズばり(ちなみに同い年です笑)に壁を伝って女子風呂を覗いたQとか、とにかくエピソードに事欠かないです。
地獄の営業へ
楽しい関係が永遠に続くと思われた仲良し同期達でしたが、数ヶ月後に各支店に配属となって地獄の営業が始まり、ついていけない社員がポツポツと辞めて行き(お客様のお金に手を出して解雇になったりやつもいました)、私も2003年には転職しましたので、まさに散り散りになってしまいました。
ただ唯一ずっと仲良しでいてくれたのが岩手県出身のO氏で、今年彼の定年祝いを兼ねて、他のメンバーと一緒に海外に行きました。
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