【就活生必見!!】悔いが残らない就職活動を行う方法
就職活動を行ううえで持つべきスタンス(心構え)というのは次の2パターンあります。
ひとつは、「自分を一切飾らず自然体で就活試験(ES、筆記試験、面接など)に臨むこと」。
そして、「もうひとつは戦略的に志望の会社や業界に自分をあわせて(演じて)就活試験に臨むこと」。
の2つがあります。両者ともにメリット・デメリットはありますが、自分に一番合った会社に就職できる可能性が高まるのは、前者のスタンスの方ではないでしょうか。
就職活動は、婚活とよく似ています。飾らず自然体の自分を愛してくれた人と結婚できた方が、飾ることで想定の自分よりも高く評価している人と結ばれるより、満足度は高くなるのではないでしょうか。
また、背伸びした自分を演じ続けるのは辛いことだと思います。なので、個人的には前者のスタンスで就職活動に望むことを強くオススメします。
それでは、前者のスタンスでより悔いが残らないように就職試験を乗り切るにはどうすればよいでしょうか。
ここでいきなりですが、みなさん、「ミュラー・リヤー錯視」をご存知でしょうか。下の図のとおり、上下ともに長さは一緒ですが、矢印により上の線の方が短く(下の線の方が長く)見えるという錯視です。
これと同じことが就職試験(おもに面接)でも起こっています。
面接では、自分の長さ(ここでは面接で見せられる実力)を自分の実際よりも長く見せられる人もいれば、緊張や準備不足により、自分の長さを実際よりも短く見せてしまい、満足のいかない就職活動で終わってしまう人もいます。
自分をよく見せられる人はいいですが、なんとか最低限実際の長さ(実力)は見せたいものですね。
それではどうしたら実際の長さ(実力)を相手(面接官)に見せることができるでしょうか。
その答えはただひとつ。ありのままの自分を知り、ありのままの自分を相手に伝えるということです。
ありのままの自分を受け入れてくれる会社こそ、理想の相手(会社)だと思いませんか?
ではどうしたら面接までにありのままの自分を伝えれるようになるのでしょうか。
そのためには徹底的に自己分析をする必要があります。
自分に関する疑問というのをすべてなくし、面接で何を聞かれても答えれるようにしておくのです。
そんなに準備の時間を取ることなんでできないという人に朗報です。
自己分析を徹底的にするのに、何百何千もの質問に答えれるように準備しておく必要なんてありません。
自分に対する理念・価値観・仕事観をはっきりさせれば問題ありません。
理念や価値観というと少し難しいなと感じるかもしれませんが、ここであるフレームワークを使いましょう。
サイモン・シネックという人が提唱するゴールデンサークルの中部(下図参照)、自分の中の「WHY」を明確化すればいいのです。
人が何かを行う時、意識だろうと無意識だろうと、「なぜそうするのか?(目的・意義・価値観)」=理由が存在します。
つまり、生きる目的を明確にすれば、理念・価値観・仕事観が決まり、実際の面接時に何を聞かれても答えれるようになるのです。
生きる目的をもとに今までの人生をストーリーで語れるということが非常に重要になります。
世の中のリーダーと呼ばれる人たちは、自分の中の「WHY」つまり、生きる目的に従って生きているため、あそこまでダイナミックに行動することができるのです。
今一度自分が生きてきた軌跡を辿り、どういった目的や意識でものごとに取り組んできたのかをストーリーに描き起こしてみましょう。
それができれば面接なんて怖くはありません。
以上を踏まえて、しっかりと自己分析(生きる意義を明確化する)を行い、悔いのない就活にしましょう。