今日の競馬中継を見て、、、(笑)
今日のグリーンチャンネルの全レース中継を見ていて思わず笑ってしまいました。
東京3Rでの出来事なのですが、最後の直線、田中勝春騎手騎乗のシバノトロフェオと柴田善臣騎手騎乗のレッドスパローが叩き合いを演じ並んでゴール。結果は田中勝春騎手騎乗のシバノトロフェオが勝利したのですが、そのレース後のスタジオでキャスターの小堺翔太さんが『柴田善臣騎手と田中勝春騎手と言えば、昔ヤマニンゼファーとセキテイリュウオーの競り合いがありましたが』という様な事をおっしゃっていたのですが、僕は『いやその世代じゃない(笑)』とテレビに突っ込んでしまいました。(僕と小堺翔太さんは同年代)
確かに、オールドファンは天皇賞(秋)の事をパッと思い出すレースになりましたが、僕らの世代でそれが出るのはもう完全にマニアです。
そう言う僕もパッと思い浮かんだからすぐ突っ込めたんですけどね。
田中勝春騎手は土曜日の9Rでゲート内でのアクシデントがありそれ以降のレースが乗り変わりになっていました。心配しましたが安心したどころか吹き飛ばす話題を提供してくれる勝利でした。
個人的に昔と今と違うのは、ベテランと呼ばれる方々の活躍が凄く嬉しくなったり、若手が勝ったりすると「頑張ってるな」と思ったりする事が増えました。
中京では小牧太騎手の勝利があり、岩田望来騎手と岩田康誠騎手のワンツーがあり(ここは望来騎手が勝利!)
新潟では、永島まなみ騎手と藤田菜七子騎手が勝利。
ルーキーや減量騎手の勝利も多かったように思いますし、土曜日はラスト騎乗となった三津谷隼人騎手の勝利もありました。
そして締めくくりはグランアレグリア。
強かったのひと言です。スタートは遅めだったので、少し疑いましたが、道中ロスなくリカバリーできましたし、直線を向いてからのルメール騎手を見ると「あぁ、大丈夫だ」と思いました。本当に強い馬です。古馬マイルGⅠ全制覇。これ程の素晴らしい馬のレースを一戦一戦焼き付けるように見つめています。
競馬を長く見ればみる程、楽しい事や嬉しい事が増えますし難しさも募ります。それも馬だけでなく、取り巻く人々の人間ドラマがあるからこそだと思います。
そんな事を改めて考える程、小堺翔太さんの何気ないひと言は、とても嬉しくなりました。