長男が先天性内反足だった②
①を読んでみて…
はて『先天性内反足って?』と思った方々。
詳しくはリンク先 ↓ の資料が分かりやすいですが、
内反足とは『生まれた時から足全体が内向きで、足首が硬く、正常な形にもどせない病気』です。足がフック状に変形していて何かひっかけられるんじゃないか?ってくらいしっかり曲がっております。
要は『生まれつき足の形が、おもいっきり内側を向いている』病気です。
もっというと、ひらかなの『し』の状態。外くるぶしが一番下に来てしまっている感じです。
参考資料:一般法人日本足の外科学会より。 https://www.jssf.jp/pdf/pamph_naihansoku.pdf
※『内転足』というものがありますが全く別物です。
思えば…ですが、そういえば長男は逆子でした。
そしてよく、おなかにいたころは「私の鼠径部付近をぐりぐりしまくる」状態でした。今思えばフック状の足がうまいこと骨盤にはまってしまってい
たのかもしれないな…と。
この病気は1000人に1人、男児に多く、片足or両足発生率は半々だそうです。
この確率を聞いたとき『…大当たりやん』と思ったのを覚えています。ということは宝くじ買ったら当たるんか?と(笑)。幸いにも、夫も「大当たり♪」という思考回路だったので、私のせいで先天性疾患を産んでしまった罪悪感は、あまり芽生えずに済んだのはラッキーでした。
…がうちの毒…いや母親が「なんでそんな病気?うちの親戚にはそんな系統ない」とか、電話の向こうで騒ぐ有様…(いやもうほんと離れて正解)でした。
(この母親のことについても、またどこかで吐きます)
ここでは簡単に説明しますが、うちの長男の場合は
2か月児の時に両足のアキレス腱切離術を行い、
四六時中デニスブラウン装具を装着(1歳過ぎまで、歩行開始後は夜間装着のみを3歳過ぎまで)
3歳過ぎより夜間保持用短下肢装具に変更。
9歳・12歳の時に、片足ずつ再度アキレス腱切離術その他(拇指腱移行術)を施行。
その後は定期健診で経過観察。
です。
いまだに足首周りの硬さは残るものの、特に運動制限はありません。