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テイクアウトのみの営業を続けて1年以上も経ってしまいました。カリフォルニアは6月15日以降、コロナ防止のための規制を全面解除して、現在多くのレストランは食事を楽しむ人々でいっぱいです。 うちもぼちぼちと、店内を開放していますがテイクアウトのみの営業にすっかり慣れてしまって、始めはちょっとあたふたしていました。 ああ、テイクアウトだけのなんて楽ちんな日々だったことでしょう! 店内サービスがないというのは、本当にシンプルな営業形態で、キッチンはまず皿洗いが大幅に時間短縮され
サーバーとしてのトレーニングを受けていた、若い女性が、ついに独り立ち。 溢れる笑顔で、お客様を接待する姿がたのもしい。 ところが初日、年配女性の、ふだんからクレームの多いお客様に当たってしまった! クレーム好きのお客様、というのは存在する。 そして、そんな姿勢は、当の本人にますます小さな不都合を引き寄せる。 頼んだものが、品切れだったり、お水のお代わりが遅かったり、というような。 (何故?と思うのは、それでも来店して下さる、ということ。) そんなお客様が、ほんの少数だけ
夕べ、一日の仕事が終わって車で家に戻る途中。 ぼんやりとした頭で店のことを振り返ると、子供がクレヨンで描いたような、色とりどりのお花畑しか浮かんでこなくて ひとりクスクス笑いが止まりませんでした。 新しく雇ったスタッフのせいです。 店内営業をするために、新たにスタッフを7人雇ったのです。ダイニングに入ってきたのは16歳から20歳までの若い女の子たち。皆んな年齢よりもしっかりしていて頼もしく、エネルギーも軽やかです。 メキシコ人、黒人、白人、それぞれのバックグラウンドと