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【ノーベル賞】ジェフリー・ヒントン氏の功績【AI】

びっくりするニュースが飛び込んできたので、一言。この方は、AIに携わる人なら誰でも知っているほどの超有名人です。

様々な功績があるのですが、一番の功績はやはり画像認識にディープラーニングを用いた最初の人だということでしょう。

2012年、ヒントン氏率いるトロント大学のチームは、AlexNetというディープニューラルネットワークを用いて、画像認識の分野で大きな成果を挙げました。彼らはILSVRCという画像認識コンテストに参加し、従来の手法よりも大幅に精度の高い結果を達成しました。(それまでは日本の東大チームがSVMという従来型の機械学習技術で頑張っていたんですが、一気に追い抜かれましたね。)

このディープラーニングという技術が、画像認識や自然言語処理、音声認識などさまざまな分野で爆発的に普及していき、今日の生成AIブームに繋がっているわけです。

AI生みの親と言っても言い過ぎではないほどの功績。すべてはここから始まったことを考えると、彼の功績は偉大なものですね。

2012年と言えば、今からわずか12年前。アルゴリズムだけではなく、ハードウェア、GPUの進化などが重なり、AIは急激な成長を遂げています。

以上、とても嬉しいニュースでした。




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