映画『PERFECT DAYS』からヨガ八支則を学ぶ
名匠ヴィム・ベンダース監督の映像美と、俳優の役所広司の演技の素晴らしいセッションによって、2023年、第76回カンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞した映画『PERFECT DAYS』。
先日開催された日本アカデミー賞でも、最優秀主演男優賞と監督賞を獲得した。
わたしのVoicyプレミアム放送でも課題映画としてリスナーさんにおすすめし、特集回を組んだほどに感動したこの作品。
リスナーさんたちが放送のコメントやインスタグラムの投稿に書き込んでくださる感想も、イキイキとして読みごたえがあり、Voicy「家が好きになるラジオ」というコミュニティに集う仲間たちと、1本の映画をあらゆる角度から楽しむことができて、味わい深い経験となった。
映画を観終わって、余韻に浸りながらも、ふと思いあたったこと。それは、「この映画に描かれていたのは、まさしくヨガ八支則の『ヤマ』と『ニヤマ』だったんじゃないか?」。
ヨガの八支則とは
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