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「自分って何?」を探す手がかりとなるもの
自分の内なる才能や強み、同時に苦手なことも知ることができる、オンライン診断ツール「ストレングスファインダー」を受けてみた。
人間に備わる資質を34個とし、それらの資質がどんな順番で構成されているかで、職業の適性や、組織において実力を発揮しやすいポジションがわかるというもの。
才能診断ツールとして、本国アメリカのみならず、日本でも企業の採用や人事などに広く活用されているという。
フリーランス歴20年を超え、職業や働き方に対して大きな疑問を抱えているわけではないけれど、年齢を重ね、新しい活動や資格も加わったことで、「これからこんなこともできる」「あんなことをしたっていいんだ」と可能性が広がり、しかし、時間は有限なのだ。
ならば、闇雲に手を出したり、目を泳がせたりすることなく、これがわたしの進むべき道だと信じられる方向へ、着実な一歩を踏み出したい。
そんな思いもあって、このストレングスファインダーを「知らない自分を知るための心理テスト」として受けてみることにした。
競争や数字に燃えるタイプではないけれど
テストの結果、資質の第1位は「内省」、34位(つまり最下位)は「競争性」だった。
たしかに、一人でじっくり考えて行動に移すことが得意だしラク、という自覚がある。
また、競争性についても、自分を誰かの上に置いたり下に置いたりすることに、そもそも興味がわかず、競争すること自体にやる気が起きない。
特定の誰かを思い浮かべ、「あの人に負けたくない」という強い気持ちが湧いてきて、それがガソリンとなって馬力が出る、なんてことも、ゼロとは言わないが、少なくともいいかたちでの起動力となることはないと思っている。
それでも、自分の名前で作品を発表したり、発信をしていれば、望まなくとも、数字で評価をつけられるのは仕方がないことだ。
本の初版の部数、売り上げ部数、増刷の回数とその速さ、フォロワー数、いいね数、再生数……数字は「持っている力の大きさ」であり、それが多いほど「人気者」「実力者」と見なされる世界。
その現実に対して、良い悪いを論じること自体に意味はない。
ある角度から見ればパワーを与えてくれるものになるし、別の角度から見ればプレッシャーやストレスになることもある。
ならば自分の足で細かくステップを踏んで、そうした価値観との距離を測りながら、できるだけ心穏やかに、揺らがず崩れず、軸を持って生きていくしかないのだ。
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