子供の大学受験~親としてできること①~
こんにちは。
今日は子供の大学受験について書いてみたいと思います。
はじめに
明日は大学入学共通テストがあります。
石川県の被災地で学生が勉強している様子を見ました。
テレビに映し出される避難所のホワイトボードにペンで書かれた「ポジティブに!」という文字。
こんな状況で前向きになれるの?と思いながら見ていると、インタビュー映像が流れました。
「勉強できない人もいる中で自分は勉強できている。それだけでありがたい」と学生さんの発言。
私だったら言える?
受験だけでも不安なのに、余震も続く先の見えない生活。
子供に与える試練は大きすぎませんか。
どうかこの先の人生をゆっくりでも回り道でも歩んでいけますように。
「あなたを応援しています」と思わずにはいられません。
私が受験生だったころは、センター入試が行われていた時代。
おせっかいなので、マメ知識を。
センター試験は、2021年度から「大学入学共通テスト」に変更。
今までの知識を問うものから思考力や判断力などが問われるように。
「共テ」と呼んでいますが、「共通」とか地方によって言い方や発音も違うのかしら?
マメ知識ついでにもうひとつ。
「子供」の表記について。
大人のお供、お供え物ではないから「子ども」が正しいと思い使っていました。執筆時に疑問を感じてリサーチ。
文部科学省は、差別的な意味合いはないとして「子供」と表記している。
そう言われると文字の認識が変わり、以後、子供で書いている素直な単純な私。
ちなみに、2023年に新しく発足した行政機関は「こども家庭庁」でひらがなです。
執筆のリサーチは本当に知見が深まります。
親としてできること
さて、本題です。
18歳は成人でこれから社会で生活していく我が子に何をしたらいいのか、正解はありません。
お子さんの性格や家庭環境によっても違うでしょう。
あくまでも私が考えた「親としてできること」を書いてみようと思います。
そこまでする必要ないでしょ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どなたかの参考になれば嬉しいです。
情報収集を一緒にする
オープンキャンパスでは、質問するのは子供ではなく、親御さんがほとんどという大学もありました。
なるほど、現代の子供は発言がしにくいのか、熱心な親御さんが多いのか。
内容も「保護者説明会」の枠があり、サポートも手厚い様子。
大学はサービス業ということでしょうか。
(この辺も議論があるようですが、脱線しすぎなので割愛)
私が高校生だったころは今のようなインターネット環境はなく、自分で資料請求、試験科目や日程を調べて志望校決定。
もちろん保護者説明会なんてありません。
昔はそうだったからと言って、我が子に自分で探してとは思えず。
情報過多な現代だからこそ、親も一緒に調べることが大切ではないかと思います。
子供より長く生きてきた分、幅広い視点で情報を探せます。
実際に、子供がやりたいと思っていたことを話し合うと当初とは違った学部を見つけられました。
自分で決めてもらう
あくまでも親は「一緒に調べる」に徹底し、最終判断は子供自身というスタンスです。
これには苦い思い出が。
小学生が使うランドセル。
今でこそカラフルで種類も多いですが、10年以上も前は赤・黒がメインで違った色は数人見かける程度でした。
初めての小学生ママをする私。
目立つものより無難な色が安心では?と提案したものの、卒業するまで「他の色にしたかった」と言われてしまい猛反省。
(子供の名誉のために、小学校卒業以降はその発言なし!)
もちろん無理やり購入したわけではありません。
決めたのは当時就学前の子供ですが、本人としては「他人に決められた」と感じていたのです。
「ランドセル事件」をきっかけに、自分で決めてもらうことを意識するようになりました。
部活や高校など様々な選択肢の場面で、(おせっかいなので)もちろん口出しはしましたが、最終的には子供の決断にゆだねる。
結果がどうであれ、人を責めなくなったのは、自分自身で納得できているからでしょうね。
偉い!我が子よ。
親も楽しむ
この先どうなるかわからない不安はあります。
大学は学費が高く、経済的に心配なのも事実です。
「なるようになる」がモットーな私。
子供の大学選びも楽しんで後悔しないように過ごしたい。
色々な大学のオープンキャンパスには、子供が高校2年の夏から参加。
美味しいものを食べ、時間があれば観光地をのぞき見。
プチ日帰り旅行の感覚でした。
こうやって子供と大学探しができるのも今だけ。
私が大学受験に向かうとき、初めて一人で新幹線を乗り継ぎ、揺れの強い電車で酔ったこと。
駅を出たら町の方々に温かい飲み物をいただいたこと。
30年も前のことなのに、覚えています。
今でも学生時代を過ごした場所は、心のふるさとだと思っています。
選択は間違っていなかったと。
子供にもそう感じられる大学であってほしい。
たくさんの試練が待ち受けているかもしれないけど、なるようになるよ!
きっと、大丈夫。
おわりに
しんみりしたような、また根拠のない自信で失礼しました。
思った以上に長くなり、また続きを書こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
全国の受験生が、持てる力が最大限に発揮されることを願って。