ひさびさに、ズキュン。
米津玄師の「パプリカ」。加藤隆さんのアニメーションのノスタルジックな美しさに感動してる。リピート、リピート、そしてまたリピート。
自分もそちら側の世界に行きたいと思わせるはじけるような躍動感、手を差し伸べてくれるようなあったかさ、でも届きそうで届かない歯がゆさと儚さ。
この感覚初めてじゃないよな…と記憶を手繰り寄せていたらやっと行き着いた。高畑勲監督の「かぐや姫の物語」だ。駆け回る姫のはためく着物、桜色の世界。
すっかり加藤さんの作品の虜になった私。ツイッターを見ていたら、図らずもこんな投稿が目に留まった。
“描くことで失われるものもあるね。
そういった意味で高畑監督の作品は作り込むことだけが完成ではないことを教えてくれた。”
なるほど、と言うのもおこがましいけど、至極納得。たしかに「かぐや姫の物語」の余白の美と効果は格別だった。
描くことで失われるものもある。
これって、アニメだけの話じゃないよな。
これでもかというくらい観て聴いたけど、また再生しちゃうんだ。パプリカ。
https://youtu.be/s582L3gujnw
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