2021年 18きっぷで行く 山陽横断旅行 #1:1日目前編 旅の始まり
いよいよ旅が始まる。
1日目の目的地は、岡山駅。
初めての青春18きっぷ旅がスタートする。
1.旅の相棒とご対面
自宅最寄り駅から、愛知環状鉄道に乗ってJR東海道本線との接続駅である岡崎駅に向かう。
岡崎駅で今回の旅の相棒を購入した。
駅の指定席券売機で購入し、有人改札にて初めてのスタンプを押してもらった。
スタンプを押すことによって、18きっぷの利用がスタートする。つまり、旅の始まりを意味する。
この瞬間はたまらない。
2.名古屋から関ケ原の関へ
朝というのもあり、最初に乗車した特別快速大垣行は、とても混んでいた。名古屋で大半の乗客が列車を降り、濃尾平野を岐阜に向かって北上する。
木曽川を渡り岐阜県に入ると、この列車の終着大垣が近づく。
大垣で乗り換えるが、乗客の山が一気に動く。
それもそのはず。18きっぷのシーズン。皆がこぞって使って関西の方へ行くのだろう。
結局、大垣からの米原行普通は立つことになった。
大垣を出ると、風景は一気に山になる。
関ケ原周辺は冬には雪が降ることがある。そんな山を越えていくのである。
山越えを終えると、終点の米原が近づく。
米原は、JR東海とJR西日本との境界駅。
これから5日間はJR西日本管内をひたすら西へ向かうのである。
3.爆速新快速を体験してみた
米原で、新快速姫路行に乗り換えた。
先程まで乗っていた列車がかなり混んでいたものの、両数はこちらのほうが多かったので、余裕で座ることができた。
タイトルに書いた「爆速」とは何なのか。
関西圏のJR東海道本線・山陽本線は複々線となっている。
複々線であるがゆえに、内側線を普通列車が、外側線を速達種別が走れるという利点がある。
停車駅を極端に絞り、かつ普通列車の後追いを事実上しなくていいので、爆速になるのだ。
新快速が本領発揮するのは京都から。
いわゆる、大阪都市圏に入ってきた時である。
スマホの簡易速度計では、127km/hを叩き出していた。
名鉄の特急・快速特急で最速120km/hなので、それも上回る速さだ。
複々線なので、普通列車は内側線を走行。このため内側線を走る列車を新快速が追い抜く光景を何度も見ることができた。
新大阪を過ぎると、淀川を渡る。
大阪のシンボルとも言える大河川。
そんな川を列車で渡るのである。
淀川を渡ると、すぐに大阪駅。
立派な建物が出迎えてくれた。
大阪駅は最終日に再度降り立つ予定なので、ここはパス。
大阪を出ると、兵庫県はもうすぐ。
大阪を出ても新快速の勢いは止まらず、120km/h以上を出していた。
4.明石海峡大橋をくぐる
神戸を過ぎると、明石海峡大橋が見えてくる。
家族で四国に行った時の帰りに渡ったが、今回は列車の中から見ることになる。
この旅初めての海が見えると、明石海峡大橋はすぐそこ。
明石海峡大橋は、本州と淡路島を結ぶ吊橋。
その近くをJR・山陽電気鉄道の線路が通っている。
そして、米原から約2時間で終着の姫路に到着した。
爆速新快速と、景勝地明石海峡大橋。
2つの体験ができた2時間だった。
今回はここまで。
次回は姫路から岡山までの様子をお届けする。
では。
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