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平坦な何もない道で転んで思うこと


こんにちは。整理収納アドバイザー、naoです。『モノと思考は繋がっています。

暮らしを整えることは私を整えること。
片付けは自分と向き合う時間です』

整理は自分を知ることから始まります。

その気づきは、小さな雫の波紋が広がるように、自分自身を変化させていきます。
noteでは暮らしの小さな気づきや、
片づけのヒントをゆるゆると綴ります。


【久しぶりに道で転んだ】


帰り道。道端で転びました。
久しぶりに派手に転びました。
手のひらで身体を支えて
手にアスファルトの砂利が埋まり
ひざに擦り傷。

転ぶ時って、時間がゆっくり進みますよね。
あっ!と思ってからがスローモーション。
足をこっちに向かせたら、引っかかりがとれる…はず…はず…
その日は、テロッとした丈長めの
ワイドパンツを履いていて
足元が引っかかったんですね。 

少し前に仕事の同僚が
同じシュチュエーションで転びました。
何もない、平坦な道で転ぶ…
幅広の長いズボンは気をつけようね。
と、話していた矢先にコレです。


50代になってからでしょうか。
身体の可動域が狭くなってきているのか
頭の中とズレがあるような。頭でわかっていても身体が思うように動かない感覚。
昔なら回避できたであろうことが、できない。


こうやって、少しずつ老いていくのか…


40代とは違う老化を、ひとつひとつ
歳を重ねながら実感する日々です。



【これから先は安心安全な部屋に住む】


その昔、部屋の中で転び足の指を骨折した
経験があります。恥ずかしい話しです。
今でも寒い時期や、長時間歩くと痛みが
出ます。死ぬまで付き合っていくんだな。
と、痛みとは仲良く共存して生きています。

今思えば、部屋も狭かったし
汚部屋ではないものの
モノも多く、色んな事に余裕がなくて
心も部屋も全ての事が雑然とした毎日で
時間に追われている。そんな生活でした。 


そんなある日
急いでいた時にモノに引っかかり転倒。
そして骨折。ポッリキ折れてしまったのです。

『歩けるって幸せ』ギブスが取れた時に思ったんですよね。心からそう思ったのです。
【ただ、歩くこと】なのに心も身体もパッと
明るく世界が変わる感じ。

今は、そんなことも、すっかり忘れて日々を
すごしているのですが。
痛みと共に、たまに思い出したりします。 


30代で部屋で転倒して骨折…。
不自由な生活でしたが、片足でもなんとかなり
それこそ絶妙なバランスで家事をする。
凄いぞ私!
なんて思っていたくらいです。
ただ。あの時と同じ事が、70.80代で部屋の中で起こったらと考えると少し怖いのです。



昔はサクサクできた…

高い所のモノを取る

重いモノを移動する

取りにくい場所から絶妙な身体の動きで
モノを取る。
(普通はそんなことしない?私はしている)

なんてことは、緩やかに…できなくなる日が
来るんだろう。


これらの行動。
この先は事故に繋がる行動になりうる。
私には遠い先の話だわ。
なんて思っていたけれど、そうでもない。
この先の安心、安全にすごせる部屋を
今から考えておきたいと思うのです。


【緩やかな老化の向こう側】

今は部屋のモノが減り、あの頃みたいに
部屋で何かに引っかかって転倒。
なんてことは、多分ないような部屋で
暮らしています。

ただ、高い場所にもモノはあるし、
重いモノだってある。
頻繁に使わないモノが取りづらい場所に
あったりもする。



私の身体は緩やかに老化していく。
この先、どんどん軽やかになることはなく
どんどん動きは小さく重くなっていく。
老化していく先を考える。想像する。
今からできる。いや今しかできない。
まだ、かろうじて軽やか??に動くことが
できるこの時間を有効に使いたい。



擦りむいた膝を見ながら
そんなことを思う出来事でした。

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