朝の考えない家事
こんにちは。整理収納アドバイザー、naoです。
家と思考は繋がっています。
暮らしを整えることは私を整えること
片付けは自分と向き合う時間です。
モノを整理することは、自分を知ることから。
その気づきは、小さな雫の波紋が広がるように、自分自身を変化させていきます。
noteでは暮らしの小さな気づきや
片づけのヒントをゆるゆると綴ります。
【朝のエンジンのかけかた】
冬の朝は、なかなかベッドから出られない。
アラームのスヌーズ機能を何度か繰り返して
やっと起きる決心をする。
家族の中で一番に活動を始めることは
寒さと時間と自分との戦いだ。
窓を開けて部屋の空気を入れかえる。
暖房をつけて、夜に用意しておいた鍋に火をかけご飯を炊く。
お湯を沸かし、トイレに行き、ついでにサッと軽く掃除をする。
寒い…
窓を締め、そのまま洗面所に行き
1回目の洗濯を始める。
洗面所に来たついでに、最後に入ったお風呂担当が乾かしてくれている排水溝をセットし、お風呂のお湯を抜き、冷たい水がお湯に変わるまで洗面台を掃除する。
暖かいお湯に変わったら身支度をはじめる。
このあたりで脳は完全に目覚める
一日の始まりのルーティンは、エンジンをかけるための儀式みたいなものだ。
【先送りの後回しタイプ】
基本的に自分に甘い
若い頃から、いや子供の頃から、何でも先送りの後回しにしがちなタイプ
そんな性格からの失敗は山ほどある。
何の予定も無い日は、何もせず一日中ダラダラとすごしてしまい、夕方、あー今日も何もせず無駄に過ごしてしまったと反省をする。
今日やっておけばラクだったのに…後悔で終わる一日。
そんな時間もここ数年は減っている。
なんだかんだと忙しく、ダラダラしたくても時間がないのも理由のひとつだけれど
少し先の私の未来のために行動することを心がけていることが、そんな時間を減らしているのかもしれない。
【地味な積み重ねも大きなチカラになる】
歳を重ねていくにつれ、疲れが取れない。
ホルモンのバランスや老いもあるんだろうな
それに、もともと体力がある方でもない。
私の中で色々なキャパが小さくなっている。
子育てという、大きな仕事を終えて
さあ!これからどうする?と思った頃には
老いを実感し、愕然とした。
まだまだ元気ではある。その元気は年齢と共に変化しているのが事実だ。
私の小さく脆くなってしまったキャパ関係なく、毎日は同じようにやってくる。
少しでも溢れないように、崩れないように
アレコレ試行錯誤しながら、コントロールしている。
今でなくてもいいけれど、いつかはやらなくちゃいけないことを必ずやるようにしている。
元気な時はやれる分、そうでもない時はひとつ。無理はしない。
そんな地味な小さな積み重ねでも、結構大きなチカラになる。
【考えない家事をひとつやってみる】
地味な地味な積み重ねの有り難さを、
是非とも感じてもらいたい。
朝一番の考えない(考えられない?)家事は、身体が自然と動くようになれば必ず自分の味方になってくれる。
1日の始まりはスタートが全て。
もちろん、できない日もある。
そんな日もある。それでいいと思う。
できなければ明日やればいいんだから。
できることを、自分が必要だと思うことを
寝起きの一歩にひとつだけ始めてみる。
その一歩は、それ以外のそれ以上の効果をもたらせてくれるはず。
未来の自分が有難いと感謝し、過去の私よ!
ありがとう。と言いたくなる日がやってくる。