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環境は驚くほど人を変えてくれる

こんばんは。
本日は私の弟の話です。

弟とは5歳離れているので、彼は今20歳。
大学2年生です。

地元の高校を卒業し、姉や私のように米国大学への進学を志望していたのですが、出願期限にIELTS・TOEFLの必要スコアへ惜しくも届かず、一年浪人していました。浪人時代、実家に住んでおり、
週2回、4−5時間ほど飲食店の調理アルバイトをする生活。

バイトのない日は、家の近くの森林に虫取りに行くのがルーティンで、
荒れた部屋には採取した虫が保管されていたり、使ったコップの山が出来て
あまり勉強に身が入っていない様子に、家族ともども心配していました。

アメリカから電話をして、相談に乗ったり、英語学習のアドバイスをしていたのが昨日のことのようです。

このままこの生活を続けていけば「子供部屋おじさん」になるよ!!!!
と両親や私たち姉妹からの喝を受け、危機感を持ったのか
本腰を入れて、英語勉強を再開。留学書類の手続きは、私たちも出来る限りサポートしました。

彼の頑張りが報われ、無事ニューヨークの大学に合格し、始まった大学生活。最初は家族みんなすごく心配していました。
ところがどっこい。

どんどん大学内のイベントに顔を出し、交友関係を広げていき、
学校の授業でも常にAをキープ。

アメリカのマッチョ男子生徒たちに感化され
「俺も強くならないと舐められる!!!!」
ジムに通い始め、彼の中に理想とする美意識が芽生え始めました。

そして一年生の最後の学期にSenator(大学の生徒会長)へ立候補し、署名運動により生徒たちから最高票を取得し、無事二年生からSenatorとして活動を始めました。
週に1度、ランチタイムにSenateの会議があるらしく、リーダーとして会議の進行も進めているようで、もう彼の行動力には頭が上がりません。
彼自身も、「こんなに英語が不自由なSenatorはこの大学で初めてだと思うよ(`・∀・´)」と言っていて、でもそんな中でも果敢にチャレンジしていく姿は本当にカッコいいですね。

そして、浪人時代あんなに「もっと働いたほうがいいと思うよ!!」とアドバイスしても「いや〜〜〜(T . T)」とやる気を見せなかった彼が
今、バイトを二つも掛け持ちしていて、今年の冬休みにはアメリカのとある大企業のインターンに応募してみようと思っているんだ!!と話しており、
もう大大大感心です。

あ、彼の寮部屋も見せてもらいましたが
めっちゃ綺麗に整えてる!!!!!!( ;∀;)

場所が変わっただけで、こんなに人間変わるんだ、、、!!!

まざまざと見せられている今日この頃。

実家にいた頃は一人で旅行することもなかったのに、
「バイトでお金を貯めて、中南米へ旅に行きたいんだ!」と言っていて
目がキラキラしていました。

いや〜〜〜〜〜すごい!!!

現状を変えたいなら、環境を変えてみるのも一つですね。
環境が変われば、関わる人が変わる。そんな中でモノの見方も変わり、様々なことがポジティブな方向に動き出すかもしれない。
そんな素敵なメッセージを弟自身が体現してくれました。

私も負けてられないな〜〜〜〜〜〜〜!!!!!頑張るぞ〜〜〜〜〜

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