英語を勉強したい、まず何から?
こんにちは。
最近PC内のデータを整理していたところ、
私が大学時代にまとめていた『最強の英語学習法』が出てきました!!
読んでみると、我ながらにとても的を得ていて、「ここに眠らせておくのは勿体無すぎる!!」と思ったので、共有します。
真理を突いた、英単語の覚え方です📚✍️
⚠️ 読みやすさ改善の為、多少の修正は加えていますが、ほぼオリジナル文です。執筆時期とのタイムラグはご了承ください。
♦️ はじめに
グローバル化が進み、英語の必要性がますます大きくなっている現代。
日本では遅くとも中学から英語の授業が始まり、社会人になるまでにほとんどの人が10年近く英語の勉強をしています。
にもかかわらず、多くの日本人は英語に対して苦手意識があり、いざ英語を話すとなると頭が真っ白になってしまいます。
英語を話したい気持ちは強いのに、理解出来ないもどかしさ。分かります!すごく分かります!!!
なぜなら私もそうでしたから!!!
自己紹介が遅れてしまってすみません。
現在、アメリカの女子大学(日本人が自分のみ)に通う20歳、学生です。
いまでこそ毎日英語を使って生活していますが、昔の自分はというと、
定期テストでは10点、20点を毎回取ってくるくらい英語が苦手でした。
三人称単数、一般動詞、be動詞、、、全く理解できず、
作文問題では「彼はリンゴが好きです。」と書きたくて
He is like apple.
とメチャクチャな文を書いていました。
両親も呆れていたどうしようもない私でしたが、独学でIELTSの勉強をし、
必要なスコアを獲得、
そしていまアメリカで毎日英語を使って生活しています。
どうやってここまで英語力を上げたのか?
その中でも今日はまず、何から始めればいいのか?
この問題を解決します!!
赤点常連だった私が出来たのです。
あなたもぜったいぜったい英語が分かるようになります!!!
、、、とその前に、
私がこれから紹介する勉強法は
大学進学に必要なIELTSスコアを獲得する為に行なっていたことなので、
海外旅行などの即効で使える英語勉強法というよりかは、
英語の授業をもっと理解できるようになりたい!
センター、TOEFLなどの試験で目標スコアを取りたい!
という方に特にオススメする勉強方法です。
留学を目指されている方はぜひ実践してみてほしいです!
♦️ 本文
- 英語学習で一番大切なこと
英語学習を行う上で、まず取り組んでいただきたいのが
『単語力を増やす』ことです。
文法も勿論とても大事ですが、まずはボキャブラリーの数を増やすこと。
英語(どの言語でも)を学ぶ過程で私はここが一番重要だと思っています。
私が使った教材は、高校の英語の授業で使用されていた
『単語王』という単語帳一冊です。
単語が難易度別に分けられており、例文や類語、アクセントの説明も分かりやすくまとめられています。
単語帳というものが大嫌いだった私でも、これなら頑張れるかも、と思えたおすすめの単語帳です。
もし高校などで使っていた教材が手元にあるのでしたら、その単語帳で大丈夫です!!手元にないという方は、本屋さんに行って
自分が一番「見やすいな、続けられるかも」と思う単語帳を買ってきてください。
ここで重要なのが、何冊も使おうとしないこと。
一冊、自分が選んだ単語帳に載っている全ての単語を完璧に覚えることです。
単語帳を買って、
よし!気合い入れて覚えるぞ!
と思っても、中々単語を覚えるのって難しいですよね、、
ここで私が声を大にして言いたいことが
ひとつひとつの単語をしっかり覚えようとしないこと。
ん?( ・∇・)ってなりますね(笑)
多くの人が単語の勉強ではまってしまう罠は、
最初のページからひとつひとつ単語をしっかり覚えようとする
→全然ページが進まない
→時間をかけて覚えたつもりの単語もすぐに忘れてしまう
→やる気を失う
単語帳挫折者の99パーセントはこのパターンです。
私も、こういうところではついつい几帳面な性格が出てしまって、
単語ひとつひとつをノートに何度も書いて、類語も例文も一度に覚えようとしていました。
案の定、ページが全然次に進まず、覚えた単語も頭からどんどん抜けていき、
遅い & 覚えられない!!!!
のダブルパンチで何度も挫折してきました。
英単語力はIELTSのreading, listening, writing, speaking 4技能すべてに共通するスキルだったので、なんとしても覚えなければなりませんでした。
そうして色々な方法を模索しているうちに、最も英単語を覚えられる方法に気がつきました。手順は以下の通りです。
- やり方
すべてのページの単語をざっと見る
一回一回止まらず、すべての単語を声に出して読む(発音はだいたいで◎)
単語の最初に書かれている意味をざっと覚える
意味が書かれている部分を隠しながら最初から単語をひとつずつ見ていき、覚えていなかった単語に付箋をつける
付箋がなくなるまで同じことを繰り返す
付箋が全てなくなったら二個目にかかれている意味を覚える
次は類語
次はスペル
全ての単語のスペル、意味が分かるようになる
この順番です。
単語を覚える上で一番重要なのが単語を見る回数を増やすことです。
ひとつの単語を何度もノートに書き写して、時間をかけて覚えようとしても、10個前に見ていた単語はほぼ覚えていないでしょう。
このやり方で根気強く頑張っても、1日に進めるページに限りがあります。
それはつまり一周終わった頃にはかなりの時間が経っていて、一周を通して頭に残っている単語はほんのわずかです。
『何度も触れる情報は脳が重要だと思って記憶に残すようになる』
と言われています。
じっくり時間をかけて覚えようとするのではなく、短いスパンで何周もして、その単語を見る機会を増やすことで、記憶に定着させるのです。
そしてこれは単語帳に限らず全ての分野で言えることですが、
人が物事を続けていくためになくてはならない要素が『達成感』です。
達成感を感じると、人はもっと上を目指したくなります。
つまり、達成感を感じられないまま同じことを続けていくことはとても難しいことなのです。
私が紹介している、短いスパンでなるべく多くの単語に触れる覚え方ですと、すぐに単語帳を一周することができます。
単語を完璧に覚えていなくても、「とりあえず一周終わった!」
この成果がモチベーションに繋がり、数をこなすことが苦ではなくなっていきます。
なかなか覚えられない単語はずっと付箋を外せないので、必然的に何度も見ることになります。
毎日見ていると自然と頭に定着していくので、
すぐに覚えられなくてもまったく問題ありません!
私も10周ほどしてもまだ付箋が残っている単語がチラホラありました、、、(笑)
まずはザザザっと単語に目を通すことからスタートして見てください。
♦️ あとがき
私がこの方法で英単語を覚えるようになってから、
格段にボキャブラリーの数が増えました。
私が使用していた『単語王』は学校の指定教材だったこともあり、学校の授業に出てくる英単語は単語王一冊でほぼカバーしていたため、
英語の授業内容はほぼ難なく理解することができました。
中学、高校の英語テストの得点配分は発音やアクセントが20点ほど、
文法や並べ替えなどの基礎が30点ほど、そして50点分は長文問題
という構成が多く見られます。
単語を覚えられるようになってからは、とても苦手だった長文問題がスラスラ読めるようになり、私にとって一番の得点源に変わりました。
長文問題は配点が高いので、テストの点数がどんどん上がっていき、学年のトップにランクインできるようになりました!
声に出しながら英単語の勉強をしていたので、発音やアクセントも自然と分かるようになり、例文を読んでいたことで文法の決まりもなんとなく理解できるようになりました。
つまり、英単語を勉強することで、結果的に他のスキルも自然と身についていくのです。
単語帳一冊分を覚えたことで、コツをつかみ、
IELTSに向けてさらにレベルの高い単語帳にもトライしました。
時間が十分になくて、結局IELTS用の単語帳は半分も覚えられませんでしたが、単語王の英単語力でIELTSのテストでは必要スコアを無事獲得することが出来ました。センター試験やTOEICでしたら、高校レベルの単語帳一冊覚えるだけで十分です!
覚えられないもどかしさが痛いほど分かるので、
この勉強法をぜひ実践しすることで
一人でも多くの方が長文を難なく読めるようになる楽しさ、英語が理解できる感覚を感じて頂けたら嬉しいな、と思い
今回私の実体験を元にした英単語のおすすめ勉強法を紹介させて頂きました!
ご拝読ありがとうございました☺️
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