留学で経験するアイデンティティクライシス
こんばんは。
留学の話が続きます。
2018年-2023年までアメリカで生活をしてきましたが、
特に最初の頃は、アイデンティティ迷子に陥っていました。
最初の大学はミズーリ州の片田舎 ネバダ という町にある女子大でした。
*ラスベガスのネバダとスペルは同じですが、発音が違います ✌︎
そんな片田舎なので日本人生徒は勿論私だけ。奇跡的に日本人の先生が一人いましたが、、、!!!
英語を伸ばしたい私にとってはこの上ない環境でした。
ただ本当に皆んな何を言っているのか分からない!!!!冗談抜きで!!!
授業も、ご飯を食べる時に一緒に座った子たちの会話も、アドバイザーのクラス決めMTGも、
何もかもちんぷんかんぷん!!
支障なくコミュニケーションが取れることの偉大さを痛すぎるくらい実感したスタートでした。
そんな中で英語に食らいついていくのですが、
日本語に触れることを極力控えていたので、何か特別なことがない限りは日本のお友達には連絡を取っていませんでした。
そういう生活を続けていくと、たまにビデオ電話で家族と話す時、日本語がパッと出てこなくなることが増えました。
でも、英語はというと相変わらず全然分からない。
英語力が伸びているのか疑問だし、むしろ留学前より低下しているんじゃないかと思うほど。
日本語は忘れるは、英語は理解できないはで
失敗や挫折が日常茶飯事の中で、どんどん自分がバカになっているような
そんな感覚に襲われました。
アイデンティティ損失の危機感!!!!!!!!
留学生活は自分との格闘でした。
だから、「学生時代に特に力を入れたことは?」という質問が来たら
「メンタルズタボロになって留学撤退するのを阻止することでした!!!」
ですね\\\\٩( 'ω' )و ////
まずは自分の英語力のなさを受け入れ、とことんバカ丸出しでいきました。
これを素直・愛嬌と取ってくれた素敵なお友達や先生方のおかげで
なんとか全学期乗り越えましたが、
開き直ることがすごく大切と学びました(笑)
いや、そもそも英語が第二言語で
異国の地で生活しているなんてそれだけでもう偉い(;ω;)
それで、現地のアメリカ人たちと肩並べて英語で授業とっているなんて!!
すごすぎる!!!!!!!自分すごい!!!!授業に参加してるだけで最強(つД`)ノ
と、こんな感じで自分を絶賛しつつ、
開き直ることが異国の地で生きていくには必須かなと思いました。
そうは言っても、かなり深刻な鬱の時期がありましたが、、、
その時の話もまた追って。
いま留学されている方は、思い詰めすぎず、しっかり自分を労わってあげて下さいね!