見出し画像

【保存版】絵画作品の適切な取り扱い法

◆ 情報最終更新日┊2025.01.17

作品をお手にして頂いた大切なあなた様へ



⚫︎ プレミアムオーダーをご依頼いただいた皆様
⚫︎ ペットのオーダーをご依頼いただいた皆様
⚫︎ 既存の作品をお手にとって下さいました皆様
そして
⚫︎ 【アートde開運ショップ】にて
アートポスターをお手にとっていただいた皆様へ


まえおき

この記事では作品を美しく飾るためのポイント、作品を飾る際に気を付けるべきこと。永く作品をお楽しみいただくための作品の管理方法を作者infinity artist NAO 本人よりお伝えさせていただきます。

※ 注意書きを読まないと作品の事故につながる場合もあります。
届いた後の作品管理責任はお客様に渡ります。届いた後のお客様による作品の破損等にはご対応できかねますので何卒ご了承ください。取り扱い方法がわからずにいると思わぬ作品の破損につながる場合がございます。

ですが安心されてください、絵画を飾ることにおいて難しいことはありません。



【 YOUTUBEで見る 】

noteの記事よりも『動画の方がわかりやすい』という方は、Youtubeにご用意させていただいた動画をご覧くださいませ。もしお客様からご質問がございましたら、動画にしてご回答させていただきます。お気軽に動画のコメント欄にてお申し付けくださいませ。

▶︎ アーティストNAOが解説、正しい作品の飾り方

▶︎ アーティストが伝えたい額装選び



※ 必ず一読をお願い申し上げます ※

作品の所有権がお客様に渡った後の作品管理はお客様の責任となります。

決して安くはない作品をせっかくお手にとっていただきました。
改めて、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
ぜひ作品を永くお楽しみいただくために今一度ご確認のほどお願い申し上げます。

infinity artist NAO の想い

作者として作品をただ送るだけでなく、お客様に取っては作品が届いてからこそ「アートのある心豊かな暮らし」はスタートします。

ですので、このように責任を持って作品の管理方法について詳しくお伝えさせていただいております。お手にとって頂いた作品は、大切にすればするほど半永久的に、しかも世代を超えて楽しんでいただけます。

それではご説明に入ります。



【!】 額装に関するご注意

下記のお取り付け、ご使用に関する注意事項をよくお読み下さい。


裏板の取外し・取付け時に金具にご注意ください。
金具を開け閉めは怪我をする恐れがございますので、必ず素手では作業を行わず、ドライバーで調整して開け閉めを行ってください。

ガラス・アクリルの取扱にご注意ください。
ガラスを素手で扱うと危険です。ガラスに欠け・割れが発生いたしますと怪我をしたり、作品を傷つけたりする恐れがございますので取扱は十分ご注意されて下さい。

額縁の角にご注意ください。
額縁の角は、怪我や衣服の損傷などの危険がございますので、作業時には周囲などに十分ご注意して作業を行ってください。


【!】 作品を飾るときに注意したいこと

▶︎ 作品やフレームの重さに耐えられる壁に取り付けること

作品と額縁の重さに十分耐えられる壁にお取り付け下さい。
壁面内部の電気等の配線にもご注意してください。
そもそも薄い板や石膏ボードの壁面に作品を掛けることはお勧めしておりません。壁への固定が不安定だからです。
「どうしても….」という場合には、壁面裏の、柱が通っている箇所にフックを柱の部分までしっかり取り付けるようにされてください。

こちらの動画内でもご説明させていただいております。

▶︎ 必ず専用フックを使用されてください。

画鋲や釘等は使わず展示専用フックをご使用ください。
フックはフレームの重さに耐えられるものかどうか必ず使用する前に取り扱い説明書をお読みください。

お勧めは地震対策バーがついているフックです。

↑ 地震対策バーなしフック
だいたい0号〜3号くらいまで
*あくまでも、額装時の重さによります。

地震対策バーがついているフック
【だいたい4号〜10号くらいまで
*あくまでも、額装時の重さによります。



▶︎ 作品下に大切なものを置かないように!

予期せぬ地震でフレームが脱落することも無きにしも非ずです。
作品を飾る下には大切なものや、家具、花瓶、写真フレームなど置かないようにしましょう。


▶︎ 額縁フレームの角にお気をつけください

フレームの角が人に当たると小さなケガをしたり衣服のひっかかりなど、損傷する恐れがあります。


▶︎ 額縁フレームのガラス板にご注意ください

私がお届けしている作品に関しましては基本的にガラス板ではなく、地震のことも考慮してアクリル板で額装をさせて頂いております。
お手持ちの額装に、ガラス板のものがあれば、欠け、割れ、などがないか、改めて確認し十分お気をつけくださいませ。



吊ヒモ・金具の劣化にご注意ください。

額縁を吊るヒモは、長時間そのままご使用されほすと、品質劣化により切れることがございます。年に1~2度定期的に点検を行い、吊ヒモの劣化や金具の腐食等の異常がある場合には交換を行ってください。

▶︎ 定期的に、作品の裏面の点検を

【 確認事項 】
フレームと裏面の釣り金具にガタつき、サビ、腐食等の異常が起きていないか。吊り紐、ワイヤーには異常がないか?

【 定期点検 】
半年ごと、最低1年ごとが目安です。

異常がある場合は必ず交換してください。

▶︎ 定期的な清掃のお願い

フレーム及びフレーム周辺はほこりが溜まりやすいです。
永く放置していると壁紙を汚してしまうことがあります。
定期的に清掃することをお勧めいたしております。

【 定期清掃 】
3ヶ月ごと、最低6ヶ月ごとが目安です。

▶︎ 作品の清掃方法


① “ モフモフ ” を使ってホコリを払う
下記URLから手に入れることができます◎

② 乾いた柔らかい布で拭く
メガネ拭き的なものでOK!

アクリル板(ガラス板)のお手入れ
「画面クリーナー」「ガラスクリーナー」を布に吹きかけてから円を描くようにして磨く。

③ 金具・紐が緩んでいないかチェック
日本は、残念ながら、地震大国です。日頃から金具や紐が緩んでいないか確認すると安心ですね。

【 お掃除チェックリスト 】
✅ 金具・紐が緩んでいないか?
✅ ホコリが溜まっていないか?
✅ カビが生えていないか?


 額縁の裏板の素材は、たいていMDFという集積材で出来ています。”軽い”というメリットがある一方、弱点としては湿気を吸いやすいということです。家具や雑貨にも使用されていますね。お勧めは小さな脱臭剤を一緒に忍ばせておくことでしょう。脱臭剤は1年に1度取り替えることをお勧めします。

Q.MDF(中質繊維板)とはなんですか?
ミディアム・デンシティ・ファイバーボード(Mediumdensity fiberboard)
木材チップを原料とし、これを蒸煮・解繊したものに合成樹脂を加えて成形したもの。



展示する場所の注意点


特に空調や冷暖房、直射日光の当たる場所に飾ると、光線・温度・湿度等の影響により作品や額縁が変色・変質を生じることもあります。また、額縁の反りや曲がり、角割れ等の原因にもなります。展示・保管場所に充分な注意をお願い申し上げます。

温湿度、日光、参加、カビ等の環境条件で、作品に変色、褪色、シミ、亀裂等が生じてしまう場合がございます。以下の点について気をつけて作品を飾るようにされてください。


▶︎ 必ず避けて!エアコン吹き出し近く

額縁に使用されている木やアクリルは、湿度温度が急激に変化すると形が変形したり、品質が劣化する恐れがあります。また、作品本体にも影響する恐れがあります。このような場所は避けていただくことを強くお勧めします。

▶︎ 湿度の高い場所

先ほどと同様に、作品や額縁にカビが生えたり、ガラス、アクリルに結露が生じたりします。浴室の近くは避けましょう。


▶︎ 直射日光に当たらない場所を選ぶ

生きとし生けるもの全てが「酸化」し経年劣化していきます。
絵画は生きていませんが物質として劣化は避けられないもの。紫外線は強力に褪色、劣化を進めてしまいます。(人間のお肌と同じ…)直射日光がガンガン当たってしまう場所は避けましょう。アクリル板は紫外線カット効果もありますが100%万全万能だとは言い切れないでしょう…。

画像3


▶︎ 室内電気が直接的に当たらない場所


「 それじゃあ、室内の灯りは大丈夫じゃないの? 」
「 紫外線ほど強い光じゃないものね? 」
というところですが、実は室内の照明にもご注意。

実は、白熱電球、蛍光灯、水銀灯はすべて紫外線を放出しています。長期間商品を展示していると光が当たった部分だけ退色することがあります。(※絵の具の成分にもよります。)実際、照明に使われる光源は、太陽光ほど強いわけではありません。しかし、紫外線を出すものがあるためです。長時間光を当て続けると、少なからず影響が出てきます。


 ▶︎ LED電球がお勧め

LEDは、紫外線を含まないと言われています。
しっかりと作品を管理されたいというお客様には“ LEDの照明 ” をお勧めいたします。

画像4


作品を綺麗に飾る ワンポイントアドバイス


フレームの角や金具で、壁面に傷をつけてしまう場合があります。
専用壁パッド、もしくはひっつき虫を取り付けて壁面を保護するようにされてください。

ひっつき虫

大きい作品は、フックを必ず二箇所異常取り付けてください。
重量のバランスが取れて、傾き防止にもなり、安定します。


さいごに

大切な作品をお手にとっていただく皆様に、末長く楽しんでいただけますよう、作者として、耐久性のある素材を取り揃え、製作しています。

今回の記事の内容をよくお読みいただき、管理方法にて気をつけるべき点をきちんとお守りいただくことで作品を末長く、楽しんでいただけます。

どうぞよろしくお願いします。



infinity artist NAO

1浪を経て美術大学に入学。大学時代は物作りを学び、染色・シルクスクリーンを用いて作品を制作。美大生4年次、スーツを着て就活をするも...「みな就活しているけれど、私が本当に生きたい未来は…?」と進路に迷う。校内の芸術祭にて一人ブースを構え個展・作品発表していたところ、“ 恩師となる人 ”に声をかけられ「作家として歩む」道へ誘われる。卒業後に、まず水彩画を始める。水彩画を3年間取り組んだのち表現に限界を感じ、なんと、水彩画の画材を全て手放す。

ゼロから「失敗しても何度でも塗り重ねられる」アクリル画へ転向。
=人生を何度でも”自分色の人生を創造できる“ 共通性を感じ、現在の作風・表現へと変化してゆく。

動物と花を描くのは、幼少期の夢、獣医になりたかったこと、お花屋さんになりたかったこと、から。それらの夢は表現することへと変わり “ infinity artist NAO ”へ。

インフィニティアーティストは誕生日”8月の8の数字と∞マーク(無限を意味する)がリンクしたことから「インフィニティアーティストNAO」へ。
作者NAO自身もアートで様々な事柄にチャレンジし、その姿勢を見せていくこと。そして一人一人の中に「 無限大の可能性がある 」とを伝えるためアートでメッセージを届ける。

ライオンは獅子座であることからNAOのアイコン。
LEO =ハワイ語「メッセージ」の意。


▼ ┈ infinity artist NAOの情報を受け取る ┈ ▼

【 infinity artist NAO 自己紹介 】

🐉┊【 超!ベストセラー✦これぞ開運の決定版 】

👑┊【 AWARDs 受賞のいろいろ 】

📱┊【 INSTAGRAM 】

✉️ ┊ 【 NAOと繋がる公式LINE 】

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
掲載作品の著作権は©︎ infinity artist NAOへ帰属しています。
Copyright © infinity artist NAO All Rights Reserved.
*作品の無断転載転用・使用はご遠慮願います。

いいなと思ったら応援しよう!

infinity artist NAO┊アーティスト・メッセンジャー
「NAOをサポートしたい」と思った方がご利用いただけます。 いただいたサポートは活動費用にさせていただきます。 From┊infinity artist NAO