要塞宮殿に泊まってみた ~Khazana Mahal~
15世紀にたてられた要塞宮殿 ニムラナフォートパレス
ここはニムラナフォートパレス、
友人が住むジャイプールと同じインドのラジャスタン州にある。
とはいえ、ジャイプールよりはむしろデリーからの方が近い。
特にグルガオンからは1時間半ほどで来ることができる。
勿論車以外の交通手段はないようだが。
そして、ここニムラナには日系企業専用の工業団地がある。
ということで、現地の日本人の間では結構知られているところのようで、週末は入場料を払って昼食や見学に訪れる日本人も少なくない。
日本から わざわざここへ泊まりに来る日本人はあまりいないようで、夏休みを利用してデリーから来ていた日本人の家族に「えっ?わざわざ日本からですか?」と言われたが(笑)
私たちはジャイプールの友人から勧められて、ここに泊まってみることにしたのだと言ったら納得していた。
ホテルを移るのを面倒がるパートナーに賛同して、ここに4連泊した。
デリーから車で約2時間
道中の景色も中々楽しかった。
独立記念日が近いので道端で国旗を振る人、売る人が沢山いる。
彼らは高速のゲートで止まると窓をたたいて売りにくる。
ドライバーさんは、要らないと言う手ぶりをし、あとは無視を決め込む。
ちょっと欲しい・・・なんて思ったけど、言葉が通じそうにないしな。
ドライバーさんの英語はかなり怪しい。
私たちの話す英語はほとんど通じていない気がする。
売っている人たちに英語が通じるとも考えにくい。
インドでは英語が準公用語とされているが、実は英語を話さない人もとても多い。
外国人が多く泊まるホテルや観光地を旅しているなら、ほとんどの場所で英語が通用するが、庶民の暮らしに中にはまだまだ浸透していないのかもしれないよね。
今度はヒンディー語も少し勉強していかないと。
でも、インドってメチャクチャ言語が多いのよね。
デリーやジャイプールはヒンディー語だけど、コルカタはベンガル語だし、ムンバイはマラーティー語、アメダバードはグジャラート語だと言っていた。
南に行くともっと全然違って、ヒンディー語すら通じない事があるらしいし。。。
実はデリーからニムラナまでのドライバーさん、デリーの友人が頼んでくれたのだが、前にも書いたが英語がほとんど通じなかった。。。
ちゃんと着けたから結果オーライで。
結局帰りのデリーのホテルまでのドライバーも彼に頼んだしね。
しっかりゲートが。ちゃんと門番も。
そして、既に坂道ですね。
Khazana Mahal はこんな部屋
今回私たちの泊った部屋は「Khazana Mahal」
スロープを登って行った先、ブランコ広場の右手が私たちの部屋だった。
折角スロープを登ってきたのにここから地下へ降りていく。
地下と言っても3階らしいが。
階段を下りていくと、先ず衝立の奥にベッドが一つ置いてあった。
そしてその左手に左右に細長い部屋が拡がっている。
左手に冷蔵庫とティーテーブルとソファー、右手にベッドと足元にティーテーブル、奥はバスルームになっている。
実に15世紀の要塞らしい部屋ともいえるが、エアコンも効くし、かび臭いこともない。
あとで、ガイドツアーに参加して分かったのだが、どうやら現在のフォートパレスの中にあって、外壁に使われている石材も建造当初のまま残っている箇所の様だった。
一度は手放され、廃墟となっていた要塞宮殿に手を入れて宿泊ができるようにしたニムラナフォートパレス。当初は10部屋からスタートしたそうだ。
ウィングⅠにあるこの部屋。古い部屋らしく華やかさはないが、それらしい部屋だった。
4泊もしていたので、途中で部屋を替えてもらえばよかったな~なんて帰ってきてから思ったり。
他の部屋も見てみたかったわ。
ま、次回のお楽しみにしておくことにしよう。
トラクターが見える辺りを数日後ラクダの背に揺られて通った。階段井戸へ向かう道だ。
部屋の装飾品の一部を載せておく。いろいろなものが掛けてあり置いてあるが、よくわからない(笑)
宿泊した部屋の紹介だけで終わってしまった(汗)
次はラクダ乗りとフォート各所からの景色を紹介しなきゃね。
先ずは写真の整理から。。。
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