掃除は断然アナログなのだ!
昔から掃除とかものの手入れがすきです。
1日の始まりは掃除から、というのが多いな。
そんな長年の掃除すきなわたくしの、愛用の掃除道具のご紹介。
掃除はアナログが断然おすすめ。
掃除機じゃなくて箒と塵取り。
クイックルワイパーじゃなくて水拭き。
というのも、掃除機は重いし、線がだるい。
(最近は充電式のハンディタイプで吸引力が強いのもあるけれど、まあそれはおいといて。)
道具は日本の職人が丁寧に作ったものが最高。
フローリング用には【棕櫚箒】
畳・絨毯には【江戸箒】
塵取りは【はりみ】
【棕櫚箒】は浜松の吾妻箒のもの。
持ってるのは両手で使う長いタイプ。
値段は¥15000くらい。
柔らかくて、隅々まではけるし、掃く喜びすら感じます。
ちょーきもちい。
棕櫚には植物性油脂が含まれているので、WAXがけの効果もあります。
大切に使うと20年ほどもつらしいです。
【江戸箒】は京橋の白木屋傳兵衛のもの。
持ってるのは片手で使う短いタイプ。
値段は¥8000くらい。
コシがあって、畳や絨毯の埃を掻き出します。
畳の目にそって掻き出す感覚、絨毯のキメが整う感覚がたまりません。
こちらも植物性油脂の効果でWAXがけの効果があります。
【はりみ】も白木屋傳兵衛のもの。
大小あります。
大が¥1500、小が¥1300くらい。
和紙に柿渋を塗ったもので、静電気が発生しないので塵がまとわりつかないのでサラサラ快適。
こんなに違うか、と思うくらいの快適さ。
小は机の上とか、ちょっとしたときに使ってます。
あとは【はたき】は正絹のものがおすすめ。
美しいし、
よくとれますよ。
ついでに拭き掃除用のふきんを紹介。
【つやふきん】といって、銀座の佐々木商店のもの。
一見ただのオレンジ色のタオルなのだけど、これが優れ物。
'イボタロウカイガラムシ'という虫が分泌する'イボタ蝋'という成分が染み込んでます。
江戸の昔から、日本では最高級の蝋として扱われていて、仏壇や柱や梁を磨くのに用いられていたらしいです。
木工品も金属も品のいい輝きを保ちます。
3年くらいは使えます。
値段は¥1050。
道具として品があってかっこいいし、なにより使い心地が最高です。
部屋やものにも愛着がぐっと出るし、掃除はアナログがいい。
毎日掃き掃除しても、こんなに埃が出るか、というくらい埃って出るみたい。
毎日掃除機はだるいけど、箒なら気軽。
むしろ楽しみになるくらい。
比喩ではなく、家中がキラッキラ。
10年以上も使えるから、高いようでそんなこともない。
何度も言いますが、掃除はアナログがおすすめ。
掃除好きも、掃除が苦手な方も、ぜひぜひやってみよーう!
右上【棕櫚箒長柄】吾妻箒
中上【江戸箒短柄】白木屋傳兵衛
左上【はたき】白木屋傳兵衛
右下【はりみ小】白木屋傳兵衛
左下【はりみ大】白木屋傳兵衛
【つやふきん】佐々木商店