![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67747810/rectangle_large_type_2_f1bd8e17212420af63903f5e4e606ce2.jpg?width=1200)
陸上自衛官だった話
高校を卒業してから4年間、陸上自衛隊に所属していました。
【大学に行ってまでやりたいことがなかったから】が大きな理由。
高校が進学校だったので、進学前提の指導の方向性だったし、当然のように生徒はみんな進学志望だった。
行きたい大学、なにか目標のために行く必要のある大学に行く、というより、'行ける大学に行く'という雰囲気があったように思う。
そんな中、流れるままにぼんやりセンター試験を受けていた、のだけど、
試験の途中(文字通り試験の真っ最中)に、
『あ、おれ、大学行ってまでやりたいことないや!』
って気づいた。
ほんと急に。
そんで、帰った。バックれたとも言う。
親は怒らなかったけど、先生には叱られた。
卒業後について、時間をかけて考えた。
そこで出た答えが【自衛官になる】ということ。
父が自衛官だったというのは大きかったのだけれど、父に自衛官になれと言われたことは一度もない。
(面白いことに、お前は料理人に向いていそうとは昔から言われていた)
自衛官になって、"お金も体力も知識も技術も身につけて、大学にぼんやりと進学した同級生をぶっちぎってやる!"って決めた。
だから入隊する前から自衛官は4年間って決めていた。大学の代わりのつもりだったから。
そんで、試験を受けて、入隊。
それからの4年間は、いろいろありまくったけれど、本当に最高だった。
先輩も、上司も、理不尽だったけど最高だった。
4年間で【がまん】を覚えた。これがいまだに大きな財産。
~~
実家に帰って、自衛官時代初期の写真を見つけたので、こんなエピソードを書きましたとさ。
同期のみんな、達者でやってるのかなあ!
第二匍匐、ですね
水たまりがあるところがより低いところってね。
射撃の訓練の合間の休憩
25km行軍のラスト
ガスマスクつけて走る訓練。すごく苦しかったような。
歩哨の訓練。
飯盒炊爨してみんなで食べた
銃授与式。大切な儀式。まだ64式の時代でした。
体力検定。今より7kgくらい痩せてる。
小銃、寝撃ち